こっそりお伝えする、公立幼稚園のいいところ

こっそりお伝えする、公立幼稚園のいいところ
小学校入学前の子どもたちが通う場所として保育園、幼稚園、子ども園などがありますが、その中でも認可・無認可・私立・公立という言葉を聞いたことがあると思います。 幼稚園にも私立と公立がありますが、いったいどう違うの?今回は公立幼稚園について説明します。
目次

どこにあるの?

公立幼稚園は市や町、区におかれています。 ですが、今は子どもの減少にともない公立幼稚園が減ってきています。

〇〇市立A小学校があるとして、その隣に〇〇市立A幼稚園が建てられているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。 小学校と幼稚園が同じ名前で、この場合A幼稚園の子どもたちはA小学校に行くことが一般的です。

管理をするのは、教育委員会です

公立幼稚園は小学校と同じ教育機関扱いのため、各市町の教育委員会の管轄化におかれます。

最近は保育園と同じように呼び方はそれぞれなうえ『子ども課』『子ども家庭課』が管理することもありますが、実際は教育委員会の管轄下におかれています。

そうそう、夏休みもありますよ。

先生たちは「公務員」

公立幼稚園の先生たちは、各市町単位で行われる「幼稚園教諭採用試験」を受けて採用されます。

つまり、公立幼稚園の先生方は市町の公務員なのです!

先生たちは、転勤もあります

公立小学校の先生たちが転勤するのと同じように、公立幼稚園の先生たちも転勤があります。 『異動』と呼ばれますが、数年単位で違う園に変わります。

先生たちが異動するのは、大きなメリットがあります。

先生たちの持つノウハウがうまく各園で共有されることで、どの園でも同じように子どもたちを教育することができます。 若い先生ばかり、ベテランの先生ばかりという職員構成をなくすことができますし、保育の知識も深まります。

公立幼稚園は少ないけれど、いいこともがいっぱい

子どもたちを預かる時間は短いけれど、子どもが帰った後の時間で先生たちは研修をしたりじっくりと子どもたちの保育計画を立てたりということをしています。

公立幼稚園は地域密着型です。そして何より小学校との連携もあります。

地域の幼稚園としての公立幼稚園、子どもの数の減少で最近は減ってしまいましたが、なくなってほしくないな、というのがモリハナの思いです。

ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)

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