子どもたちの園や小学校がはじまると聞こえてくるのが「ママ友がいない」というママ達からの悩みの声。すでにできているグループを見るたびに、「ママ友を作らなきゃ!」と焦りを感じるという人も多いですよね。
ただ「ママ友は必要」と考えるママたちがいる一方で、「ママ友はトラブルのもとだからいらない!」という意見も…。実際はどうなのでしょうか?
そこで「おやこのくふう」ではママたちにママ友についてのアンケートを実施しました。ママ友の有無とできた時期、いる派・いらない派それぞれの意見と実話エピソードからリアルなママ友事情と、上手な付き合い方を解説していきます。
ママ友の定義を「LINE等で子どもについて相談したり情報交換できる相手」した上で、「ママ友はいますか?」という質問をしたところ、「いる」と回答した人は約7割、「いない」と回答した人が3割という結果に。
「自分だけいない」と思いがちですが、実際には3人に1人程度は「ママ友がいない」という人も多くいることがわかります。また、ママ友は何人いるのかという質問には「2~3人程度いる」と回答した人が最多で、次いで「4人以上」「1人」という結果になりました。
意外と多かった「いない」という回答ですが、いないとしている人の中には「ママ友が欲しいけれどできない」という人もいれば「ママ友はいらない」とあえて作らない人もいます。
いる・いないそれぞれにどんなメリットがあるのか、ママ達の意見をもとに詳しく見ていきましょう!
ママ友がいるメリットとして挙がったのは
といった意見です。学校では教えてくれない保護者目線での事情や、リアルタイムな情報が入手できるのもママたちのネットワークならでは。
同じ年の子どもを持つママであれば、子どもの成長について相談したり、不安な気持ちを分かち合うことができるのは心強いですよね。
特に子どもが入園・入学したばかりのときは、誰も知り合いがいなくて不安なのはママも同じ。ママ友がいることで、精神的に支えてもらえる部分が大きそう!
では、「ママ友はいらない」と考えているママたちの意見はどうでしょうか?ママ友がいないメリットとして挙がったのは
ママ友がいない一番のメリットは、人間関係のわずらわしさが一切なく、家族と自分のペースで過ごすことができること。
ママ友も気の合う人同士で集まれたら楽しいですが、そうもいかないのが現実。一度付き合いがはじまれば、気の合わないママとも上手くやっていかなければなりません。
数が多いほど人間関係も複雑に。特に子どもが関係してくると状況が悪化しがちで、精神的に助けてもらえていたはずのママ友との関係が一気にストレスになるなんてことも…。
いらない派も「寂しい」と感じることや、楽しそうにしているママたちを見て「ママ友欲しいな」と思うこともあるようですが、それよりも何かあった場合のリスクや、人間関係に気疲れする性格をわかった上で「いらない」と考えている人が多いよう。
さまざまな事情を分かった上で「やっぱりママ友は欲しい!」と思う人もいますよね。みんないつ頃つくるものなのでしょうか?
「ママ友がいる」と答えたママに「いちばん仲の良いママ友はいつできましたか?」と質問してみたところ、一番多かったのは「子どもが幼稚園・保育園の入園前」という回答でした。
支援センターや検診など、親同士じっくりと話せるタイミングに交流を深めることで自然と仲良くなった人が多いよう。
次に多かったのは「子どもが幼稚園・保育園の入園1年以内」、「子どもが幼稚園・保育園に入園して1年超経ってから(年長時を除く)」でした。
小学校・中学校という意見が少なかったことから、この頃になるとすでにグループができていて、特定のママとじっくり話す機会が少なくなっていることが伺えます。ママ友が欲しいという人は、入園前から入園後1~2年がチャンス!
もちろんそれ以降でもできないわけではありません。筆者のママ友付き合いが本格的になったのは娘が高学年になったころ。子ども同士仲良い子が定まることで、そこから自然と交流がはじまることも多いので安心してくださいね。
ママ友ができた後に注意したいのはその後の人間関係。価値観や意見の違い、子ども同士のいざこざから、ママ友同士のトラブルに発展したという話もよく聞きますよね。
内容もさまざまですが、話し合いで解決した、距離を置くことで解決したという人もいれば、無理をしながらも付き合いをやめられない、自分だけ誘われなくなった、無視されるようになったなどの精神的苦痛を伴うものも…。
筆者自身ももちろん経験がありますが、周りからもそういった話を聞くことからトラブルも少なくないようです。
実際にはどんなトラブルがあるのか、その時ママたちがどう対処したのか気になりますよね。ここからは筆者の周りで起きた実話エピソードを紹介します!
不安はあるものの、メリットも多いママ友付き合い。できれば上手に付き合っていきたいですよね。トラブルに巻き込まれないために以下のポイントを意識しましょう。
ママ友との距離感は「実際に会った時に楽しく会話できる」くらいがベスト。早く仲良くなりたいとおもうと、連絡先を交換したり、個人的に遊びに誘ったりと距離を詰めがちですが、相手と合わなかった場合にその距離感が苦痛になってきます。
価値観が合わないという人でも適度な距離感を保つことができればお付き合いは続けられることがほとんど。お互い気まずい思いをしないよう、焦らずに関係性を見極めることが大事ですね。
ママ友との付き合いでは子ども同士が仲が良く、距離を置きたくても置けないという人も出てきます。そういった場合に相手の言動にいちいち腹を立てているとストレスのもと。ささいなことであれば「この人はこういう人だからな」とスルーしてしまう方が、平和に過ごすことができます。
ママ友との関係を重要視するあまり、誘いやお願いごとにNOと言えないママが多いですが、NOと言わないのをいいことに相手からの要求がヒートアップしたり、常態化してしまうのはよくあるパターン。
自分のペースを乱してまで対応しているとストレスになってしまい、ママ友との関係も苦痛になってしまいます。無理にでも用事を作って適度に断ることが大事です。
ママ友同士で集まっていたり、LINEで会話しているといつの間にか悪口大会になっていることがありますよね。和を乱さないようにとうかつに同調するのはトラブルのもと。「〇〇ちゃんが悪口を言っていたよ」と告げ口される可能性も!
悪口大会がはじまったな…と思ったら聞き役に徹したり、家族の用事を理由にその場からさりげなく離れるのがおすすめです。
親同士が仲が良いとつい「子ども同士も仲良くしてほしい…」と考えてしまいますが、子どもには子どもの価値観があり、仲良くなれるかは全く別問題。
同じように、子ども同士仲がいいからといって親が仲良くしなければいけないわけではないので、それぞれの価値観で適度な距離を保ちながらお付き合いをしていくのがベストです。
***
ママ友を作るためには、保護者会や行事の手伝いには積極的に参加して、ママ達と交流する機会を増やしておくのも手。心強いパートナーになるはずのママ友がストレスのもとになっては意味がありません。焦らず、長い目で見た関係性を心がけてくださいね。
《調査概要》
・調査方法:インターネットによる調査
・調査時期:2023年5月8日~11日
・調査対象:子どもがいる女性
・調査対象者数:442名
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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