1ヶ月以上もある小学生の夏休み。共働きだと平日は子どもだけで過ごすという家庭も多い中で、長い夏休みをどう過ごしたらいいのか悩みますよね。
ずっと学童というのもかわいそう…だからといって、家にいるとゲームやネット三昧になりそう…。
せっかくの長いお休み期間、子どもたちに楽しく安全に、充実した毎日を過ごしてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
そこで小学生の夏休みの過ごし方のアイデアをリアル小学生ママでもあるライターichikaがピックアップ。学年関係なく、安全に楽しく過ごせるアイデアから、高学年におすすめの過ごし方、共働きにおすすめの過ごし方など、全21個を詳しく紹介します。
また、夏休み中のルール決めやスケジュール管理など、夏休みを有意義に過ごすためのコツも解説していきます!
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終わらない宿題とガタガタな生活習慣に、ついついガミガミ言いたくなってしまう夏休み を笑顔で過ごすためには、スケジュール管理やルール決めが肝心です!
夏休み前は一大イベントを前に子どももモチベーションが高まる良いタイミング。学校からも夏休みの過ごし方について指導を受ける時期なので、やる気を保ったまま夏休みに突入できるよう、夏休みに入る前に計画を立てましょう。
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計画は学校から出された宿題・課題などの「やるべきこと」と、おでかけや趣味などの「やりたいこと」に分けて立てると、時間配分が明確になって予定も立てやすくなります。
夏休み直前に学校から宿題や課題の一覧をもらってくるので、まずはそれを見ながら、大きな課題は土日の〇日にする、ドリルは毎日何ページする、といったざっくりとした目標をたてましょう。
「やりたいこと」の目標は、遊びなら行きたい場所、挑戦してみたいこと、生活面なら、早寝早起き、お手伝いなど、思いつくままに書いてOK。ただしすべてを達成しようと思うと大変なので、遊び・生活・勉強面から絶対にやりたいこと・叶えたいことを1つ選んでおくといいですね。
子どもが立てた目標についつい口を出したくなりますが、達成感を得るためには「子どもが自分で選択したという経緯が大切。子どもの意見・主体性を尊重しながら、親はサポート役にまわりましょう。
また、無理をして達成するのではなく、目標達成が怪しくなってきたらそのつどスケジュールを変更する、目標を低く設定したりといった臨機応変な対応も親が提案してみてください。できるだけ子どもが自分で設定した目標をクリアできるように誘導してあげると、やる気も持続します。
「夏休みだし…」とうっかりゆるくなりがちな家庭のルール。夏休みだからこそしっかりと設定しておくことでメリハリがある毎日を過ごせます。
特に明確にしておきたいのは、以下のようなルールです。
やるべきこととやりたいこと、目標が決まったら、紙に書いて見える場所に貼っておくといいですね。わが家では長期休みには、半分は縦軸のカレンダー、もう半分には宿題や課題などのやるべきことを書いたマスや、目標を書けるスペースを入れたオリジナルカレンダーを作っています。
できたところを塗りつぶせば宿題の進捗状況も一目でわかるので、子どもからも毎年「スケジュール作って」と好評です!最後に好きなキャラクターのイラストを入れてあげるとよろこばれますよ。
では、まずは小学生の夏休みの過ごし方から、学年関係なくオススメできるアイデアをピックアップして紹介します。
バックヤードツアーとは施設やイベントの裏側を見ることができる体験ツアーのこと。水族館、動物園はもちろん、図書館、音楽フェス、スポーツ施設などなど、さまざまな施設で実施されています。
例えばスポーツ施設なら選手の練習風景、記者会見室の見学。水族館ならエサやり体験や水槽設備の見学、スタッフさんと直接話ができたりと一般入場では体験できないイベントが盛りだくさん。料金は無料から千円程度とリーズナブルなので、おでかけ時には事前にバックヤードツアーがないかぜひ探してみて!
ワークショップは体験型のイベントのこと。こちらも水族館や動物園、科学館などで行われています。
科学館で車のしくみを実験や映像を通して学んだり、ホームセンターで木製のミニ椅子をDIYしたり、動物園と飼育員さんと一緒に動物の行動を予測しながらおもちゃを作ったり、施設の特色を生かしたさまざまなワークショップがあり、特に夏休み期間中は頻繁に開催されているのでこちらも要チェック!
観光施設以外にも、大型ショッピングモールや手芸店、ホームセンター、地区の公民館など、意外と身近な施設でも開催されているので、ちらしや市の広報などをのぞいてみてください。
夏休み中に習得したいものがあるなら、習い事施設で行われている短期教室に参加してみるのも手です。
スイミングなら水に慣れるための教室、体操なら鉄棒や跳び箱教室が短期で開催されているところも多いので、苦手を克服するチャンス!アートスクールでの造形教室や、短期のプログラミング教室なども人気です。
習い事の雰囲気や内容もじっくり体験できるので、気になる教室がある人はこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?
夏だからこそ体験できるウォータースポーツに挑戦してみるのもおすすめです!
初心者や小さい子にもおすすめなのはSUPやカヌー体験。海まで行かなければできないマリンスポーツと違って、プールや湖で体験ツアーが組まれていることも多いのでぜひ近場のツアーをチェックしてみてください。
筆者が住んでいる県の大きな公園にも、数百円で気軽にカヌー体験が楽しめるカヌー練習用のプールがあります。わが家の娘は3年生の夏休みにカヌーを体験しました。乗る前はかなり怖がっていたのですが意外とすぐに乗りこなし、その後も数回通う中で水への恐怖心も克服したようで、夏の間でぐっと成長を感じることができましたよ。
ただし水の事故には注意!毎年、痛ましい事故が起きています。安全面の確認や海や川で落としたものは拾わないなど、おやこで水難事故に気をつけましょう。
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全教科の1学期の復習が1冊にまとめられていて、ページ数も少なめな夏休みドリルは、学習習慣をつけるのにもってこいの教材!
夏休みでカレンダーやシール、ポスターなど、子どもたちのテンションを上げてくれるふろくがついているものも多いので「夏休みの勉強は何をしたらいいのかわからない!」というおうちはドリルに取り組んでみるのもいいですね。
全ページフルカラーで見やすいくもんの夏休みドリル。解き方も学べるくふうが散りばめられたドリルはとってもわかりやすいと評判!1日1ページずつ進めるだけで1学期の復習と2学期の準備までが完了します。
小学生の夏休みに習得したいものはいろいろありますが、わが家がおすすめするのはタイピング。間違えた指使いで覚えてしまうと後から直すのがとても大変なので、自分のペースでじっくりと練習できる夏休みの練習が最適です。
今はゲーム感覚で練習できる無料アプリが充実しているので、正しい指の位置がひとめでわかるものから、子どもの興味やレベルに合わせたアプリをダウンロードしてあげてください。わが家は4年生の夏休みに毎日5分ほど練習し、夏休みの終わりには早打ちゲームで遊べるほどスムーズに打てるようになりました。
手作りが好きという子は、作品作りに挑戦してみるのはいかが?工作系や手芸系のYouTube動画や本からアイデアをもらったり、材料がそろってすぐに作れるキットを使うのもおすすめです。作ってからも長く使える・遊べるものを選ぶと、作る楽しみもアップしそう!
生地やスナップボタン、レースなど、必要なものがすべて揃って、すぐに挑戦できる手芸キット。かわいいティッシュケースを作りながら、ブランケットステッチや巻きかがりなどの裁縫の基礎を学ぶことができます!
子どもたちが大好きなクレーンゲーム機が、自分たちで作れちゃう工作キット。作った作品は貯金箱にもなるので、たっぷり遊び終わってからも長く使えます。
手作りに興味はないけれど、夢中になれる何かが欲しいという子にはジグソーパズルがおすすめ!せっかくの夏休み、あえてピース数が多いものにじっくりと取り組むことで、完成した時のよろこびもひとしおに。
初めて本格的なジグソーパズルに挑戦する子や低学年の子なら500ピース前後、高学年の子や慣れてきたら1000ピース前後に挑戦してみましょう!完成したらお部屋に飾るための額縁をプレゼントしてあげるとよろこばれますよ。
歴代のピクサー22作品が大集合した贅沢な絵柄のジグソーパズル。わかりやすいキャラクターと、異なる背景色ではじめての子でもスムーズに完成させることができます!
ご飯の準備が大変な夏休みは、子どもたちに料理を覚えてもらうことを目標にするのもいいですね。まずは火や包丁を使わない料理をマスターすれば、ひとりのお留守番の時も安心。慣れてきたら、家族のお昼は子どもにお任せすればママの手間も省けます。
こちらも本や動画を参考にしたり、料理教室の1デイレッスンなどに参加してみるのもおすすめです。
1品で1食が完結するメニューを「電子レンジ」「炊飯器」「トースター」「キッチンばさみ」だけで作る料理本。火も包丁を使わないから、はじめてのお料理や、子どもだけで作るレシピにぴったりです。
親戚・友達など、大勢が集まる日の過ごし方に悩んだら、ぜひやりたいのが夏祭りごっこ!焼きそばやたこ焼き、かき氷など、屋台といえばな料理は比較的簡単に作れるものばかりなので、専用の容器に入れてあげるだけでぐっとお祭り気分が高まります。
あとはお菓子屋さんやスーパーボールすくいを用意すれば、食後はみんなで一緒に楽しく遊べそう!高学年なら子どもたちに実際に作ってもらったり盛り付けを手伝ってもらうのもいい経験になります。
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縁日気分を盛り上げてくれるすくい遊びとカタヌキのセット。日本製のポイとポイの替え100枚に、15種類100個以上のおもちゃ付きで、本格お祭りごっこが楽しめます。
一人で留守番もできるようになる高学年は、中学生に向けてさらに成長を目指したい時期。そんな高学年の子どもにはこんな過ごし方はいかがでしょうか?
表現力や語彙力を鍛えておきたい高学年はただ本を読むだけでなく、読書で心に残った言葉を書き留めたり、一言感想文を書ける読書ノートを作るのがおすすめ。
市販の「ほんのきろく」や「100冊読書ノート」を活用すると、記入もスムーズです。読書量も可視化できて、読書へのモチベーションもアップしそう。
50冊分の本の記録ができる、小学生に人気のキャラクターすみっコぐらしの読書ノート。すきな場面やすきなセリフなどを書き入れれば、夏休みの読書の想い出がたっぷりと詰まった自分だけの読書ノートが完成します!
短期集中で語学留学気分が味わえるオンライン英会話も夏休みにもってこいの過ごし方。朝や昼など、社会人の生徒と被らない時間帯は予約が取りやすいというメリットもあります。
今は回数無制限でリーズナブルなオンライン英会話も増えているので、生の英語に触れさせたい、気軽に異文化交流をさせてみたいという人はぜひチェックしてみて。
スポーツに興味がある子なら、テレビでは味わえない熱気やスピード感を感じられるスポーツ観戦はいかがでしょうか。スポーツを習っている子なら、プロの試合に刺激をもらう良いチャンス。
習っていない子でも、中学生の部活や体育で本格的にはじまるスポーツへの興味を持つきっかけになりそう。
オーケストラやミュージカル鑑賞など、生の舞台で得られる空気感に触れることも、高学年だから体験させてあげたいことのひとつ。感受性や想像性を育んでくれるのはもちろん、劇場や大ホールなどでの行儀やルールを学ぶ良い機会にもなります。
中学に向けて勉強の基礎を固めておきたい、苦手を克服したいという子は、塾で開催されている夏季講習に参加するのもいいですね。目標を持った仲間と過ごす時間も、モチベーションを高めてくれそう。
最後は共働き家庭の場合の過ごし方です。学童以外にも、自治体や教育機関が提供する共働きにおすすめの子どもの預かりサービス・ツアーなどを紹介します。
夏休み中の学童の預かり時間は朝8時頃から18時頃まで。学校へ通っている時と変わらない滞在時間なので、親はいつも通りに仕事ができてとっても助かりますよね。
遊びだけじゃなく勉強や読書の時間も設けられているので、夏休み中の学習習慣もしっかりと身に付きます。
ファミサポとは自治体が主体となって行っている子育て支援サービスで、会員同士で子育てをサポートする取り組みのこと。
夏休み中の預かりに対応しているところも多いですが、預かりの期間や時間帯は人によって異なるため、まずは自治体の子育て支援課に相談してみてください。
サマーキャンプは教育機関が提供するアウトドア体験や社会活動のこと。本場アメリカでは数カ月単位が一般的ですが、日本は1泊2日から長くて1週間程度のツアーがあります。
キャンプの内容は果物狩りやウォータースポーツ、星空観察、釣り、秘密基地づくりなど。短い期間の中に多彩なアクティビティがぎゅっと詰まっているので、充実した1日を過ごせるのが魅力です。
いろいろな地域から子どもが集まるので、地域や学校といった枠にとらわれない出会いも広がります。
アクティビティ重視のサマーキャンプに対して、サマースクールは学習重視の体験プログラム。国際感覚を養うのが目的になっています。
実施先は現地語学校や現地校などですが、英語がわからなくてもネイティブの講師やインストラクターが学習や活動をフォローしてくれるので大丈夫!また最近では、英語環境で過ごせる学童保育を運営している学校もあります。
自宅で見ていてもらいたいという人はキッズシッターという手もあります。先生たちが大勢の子どもを見る学童やサマースクールと違い、マンツーマンで勉強や課題をサポートしてもらえるので、安全は確保しつつ、子どものペースでやりたいことをして過ごせるのがメリットです。
祖父母の家が遠方になるというお家は、子どもたちだけで祖父母の家に向かい、長期滞在する「じじばば合宿」はいかがでしょうか?
飛行機でひとりで移動させるのが心配というおうちは、ANAのジュニアパイロットなど、子どもの1人旅をサポートしてくれるサービスを利用するのも手です。
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アクティビティやワークショップ、スクールは人気のところはすぐに定員が埋まってしまうので、お申し込みはお早めに!子どもにとっても大きな一歩となる経験は、子どもの心を大きく成長させてくれるはず。おやこで相談しながら、充実した夏休みを過ごしてくださいね。
※紹介している商品は、おやこのくふうで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。
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ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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