上手な絵ってどんな絵?幼児期の絵のかかせ方とおうちの人のかかわり方

上手な絵ってどんな絵?幼児期の絵のかかせ方とおうちの人のかかわり方
子どもの絵には、その子の世界が広がっています。 絵をかくことで心が安定したり、発達が促されたりすることも期待できます。 元小学校教員が、絵が大好きな子になるために、知っておくとよいことを紹介します。
目次

絵をかくとどんないいことがあるの?

絵は幼児にとってコミュニケーションのひとつです。 「絵をかいたら、大好きな大人によろこんでもらえた」 「自分がかきたいものを分かってもらえた」 「一緒に絵をかいて楽しかった」

自分の思いが受け止めてもらえるという体験で子どもは安心し、表現することの喜びを感じます。 絵は作品であり、発達や自己肯定感を育む遊びなのです。 子どもの絵をからかったり、直したりするのは逆効果ですね。

幼児期の絵にぴったりの道具とかかせ方

おえかきは2歳くらいから楽しめます。 絵をかくというよりも、点や線を「トントン」「ぐるぐる」とかいて楽しみましょう。 スタンプで「ぺったん、ぺったん」と遊ぶのもおすすめです。 はじめての画材は、弱い力でもはっきりとした色や線がえがける、小さい子用のペンやクレパスをおすすめします。 紙はチラシの裏やコピー用紙など、大量につかえるものがよいでしょう。

5・6歳になって水彩絵の具を使いたいときには、筆でかくことにこだわる必要はありません。 野菜やカップのスタンプを押して、何に見えるか考えて、クレパスでかきたしてみましょう。 形を恐竜やお花など、すきなものに見たててかいているうちに、創造力が高まります。

幼児期には、たくさんお話をしながらどんどんかくことが大切です。 思いきりかけるように、レジャーシートなどで汚れ対策も万全にしてくださいね!

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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執筆者

・小学校教諭専修免許状/幼稚園・中学校(理科)・高等学校(理科)教諭第一種免許状/図書館司書教諭免許状資格 かなせんせい

小学校に15年勤務し、教員として子どもや親御さんとかかわってきました。教え方や自分の子育ての経験を保護者に伝えたときに喜んでもらえた経験から、退職してからもライターとして活動しています。

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