上手な絵ってどんな絵?幼児期の絵のかかせ方とおうちの人のかかわり方

上手な絵ってどんな絵?幼児期の絵のかかせ方とおうちの人のかかわり方
子どもの絵には、その子の世界が広がっています。 絵をかくことで心が安定したり、発達が促されたりすることも期待できます。 元小学校教員が、絵が大好きな子になるために、知っておくとよいことを紹介します。
目次

上手な絵ってどんな絵?

子どもが夢中になって、楽しくかけた絵がよい絵です。 絵をみせてくれたときに、「これはなに?」とくわしく聞いてみてください。 「これは虹のブランコで、私はここに乗ってるんだよ。虹のすべり台では友だちがすべっていて、雲の階段からのぼれるんだよ。それでね、・・・」といったかんじです。 しゃべりながらも、子どもはどんどん絵はかき足すでしょう。 夢中になると、楽しく遊ぶように色をつけますよね。 紙いっぱいに、まるでお話のような世界が広がる絵は、大人をも魅了します。

参考:世界児童画展2023年度受賞作品 https://biiku.jp/jidouga/prize-54/

おわりに

小学校の中学年以上になると、しぜんに体の関節をかくようになったり、友だちや名画の技法をとりいれたりします。 「こんなふうにかいてみたい!」という原動力は、幼児期の楽しいお絵かきにあると思います。 自分の思いを表す楽しさをしっかり味わえるようにたくさんほめてあげてくださいね。

※展覧会で賞がとれるかどうかは、指導者の描かせ方や題材との相性もありますので、賞をとったことがないからといって絵がへたなのではありません

(かなせんせい)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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執筆者

・小学校教諭専修免許状/幼稚園・中学校(理科)・高等学校(理科)教諭第一種免許状/図書館司書教諭免許状資格 かなせんせい

小学校に15年勤務し、教員として子どもや親御さんとかかわってきました。教え方や自分の子育ての経験を保護者に伝えたときに喜んでもらえた経験から、退職してからもライターとして活動しています。

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