カルシウムは骨や歯を作る栄養素で、特に成長期の子どもは大人よりも多くのカルシウムを摂取しなければいけません。
カルシウムが不足すると以下のような症状が起こります。
骨が正常に成長しなくなり、骨が柔らかくなることで変形しやすくなったり、折れやすくなったりする病気のことを「くる病」といいます。カルシウムが不足すると、この「くる病」になるリスクが高まります。また、幼児期にカルシウム不足だと永久歯が弱くなる原因になるので、幼児期から気をつけましょう。
幼児期にカルシウムが不足すると骨の発育障害が起こり、成長スピードが遅くなります。カルシウム不足状態が長く続くと、骨密度の上昇が抑制されて丈夫な骨を作れなくなります。
幼児期のカルシウム不足は将来の骨粗しょう症リスクを高めます。骨粗しょう症予防のためにも、幼児期に丈夫な骨を作らなければいけません。そのためにもカルシウムをしっかりと摂取する必要があります。

カルシウムが豊富な食品を紹介します。
牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品は、カルシウムを豊富に含む食品の代表といえます。体への吸収率が高いので、他の食品よりも効率的にカルシウムを摂取できます。いつもの食事の飲み物として牛乳をプラスしたり、料理にチーズをプラスしたりと幅広く使えて摂取しやすいです。おやつとしてヨーグルトを食べるのもよいでしょう。
豆腐や豆乳などの大豆製品もカルシウムが豊富な食品です。乳アレルギーで牛乳が飲めない子どもは豆乳で代用するとよいでしょう。
ちりめんじゃこやカタクチイワシなどの骨ごと食べられる小魚はカルシウムが豊富です。小魚を原料にしたおやつも売られているので、活用してみるのもよいですね。
子どもがカルシウム不足にならないように、普段からカルシウムが豊富な食品を取り入れて、バランスのよい食生活を送れるようにサポートしてあげましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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