子どものカルシウム不足に注意!カルシウム不足で起こる症状とカルシウムが豊富な食品

子どものカルシウム不足に注意!カルシウム不足で起こる症状とカルシウムが豊富な食品
カルシウムは体内で作ることができません。カルシウムは子どもの成長に必要な栄養素ですが、現代の子ども達はカルシウムが不足しがちだといわれています。この記事では、カルシウム不足で起こる症状とカルシウムが豊富な食品について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次

カルシウムは骨や歯を作る栄養素で、特に成長期の子どもは大人よりも多くのカルシウムを摂取しなければいけません。

カルシウム不足で起こる症状

カルシウムが不足すると以下のような症状が起こります。

骨や歯が弱くなる

骨が正常に成長しなくなり、骨が柔らかくなることで変形しやすくなったり、折れやすくなったりする病気のことを「くる病」といいます。カルシウムが不足すると、この「くる病」になるリスクが高まります。また、幼児期にカルシウム不足だと永久歯が弱くなる原因になるので、幼児期から気をつけましょう。

成長スピードが遅くなる

幼児期にカルシウムが不足すると骨の発育障害が起こり、成長スピードが遅くなります。カルシウム不足状態が長く続くと、骨密度の上昇が抑制されて丈夫な骨を作れなくなります。

将来の骨粗しょう症リスクを高める

幼児期のカルシウム不足は将来の骨粗しょう症リスクを高めます。骨粗しょう症予防のためにも、幼児期に丈夫な骨を作らなければいけません。そのためにもカルシウムをしっかりと摂取する必要があります。

カルシウムが豊富な食品

カルシウムが豊富な食品を紹介します。

乳製品

牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品は、カルシウムを豊富に含む食品の代表といえます。体への吸収率が高いので、他の食品よりも効率的にカルシウムを摂取できます。いつもの食事の飲み物として牛乳をプラスしたり、料理にチーズをプラスしたりと幅広く使えて摂取しやすいです。おやつとしてヨーグルトを食べるのもよいでしょう。

大豆製品

豆腐や豆乳などの大豆製品もカルシウムが豊富な食品です。乳アレルギーで牛乳が飲めない子どもは豆乳で代用するとよいでしょう。

小魚

ちりめんじゃこやカタクチイワシなどの骨ごと食べられる小魚はカルシウムが豊富です。小魚を原料にしたおやつも売られているので、活用してみるのもよいですね。

カルシウムが不足しないように気をつけよう!

子どもがカルシウム不足にならないように、普段からカルシウムが豊富な食品を取り入れて、バランスのよい食生活を送れるようにサポートしてあげましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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執筆者

管理栄養士 haya

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