砂糖はさまざまな食べ物に含まれており、知らず知らずのうちに摂りすぎている可能性があります。
子どもは自分でどれくらい砂糖を摂っているか分かりにくいので、パパ・ママが気をつけてあげることが大切です。
子どもが1日に摂取してもよい砂糖の目安量は、1歳~2歳児が5g程度、 3歳~5歳児は7g程度とされています。(厚生労働省の食事摂取基準2015年版に基づく『幼児の食品構成表』参考)
子どもが甘いものを欲しがるからといってどんどん与えていると、あっという間に上限を超えてしまいます。 特に3歳ごろまでは、砂糖を控えめにするのがおすすめです。
間食には砂糖たっぷりのおやつの代わりに、自然な甘みのあるさつまいもやとうもろこしなどを選んでみてください。 手作りで砂糖控えめのおやつを作るのも良いですね。
私たちの生活にとって身近な砂糖ですが、摂りすぎると体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
砂糖が子どもに与える影響を紹介します。
砂糖が含まれた甘いものを食べると、虫歯菌の活動が活発になり酸を出します。 歯は酸にとても弱く、この酸によって歯が溶け始めることで虫歯の原因になります。
乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいので注意が必要です。
砂糖は腸内の悪い菌のエサになることがあり、摂りすぎると便秘を招きやすくなります。 また、腸内環境が悪化すると免疫力も下がってしまいます。
砂糖を摂取すると食後の血糖値を急上昇させ、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。 インスリンが大量に分泌されると脂肪をため込みやすくなり、肥満の原因につながります。
砂糖は体内で分解されるときにビタミンとミネラルを消費します。 砂糖の摂りすぎでビタミンやミネラルが不足すると、感情が不安定になりイライラしやすくなります。
また、砂糖は吸収が速く、血糖値が短時間に上下するので、これもイライラしやすくなる原因のひとつです。
甘いものは子どもにとっても魅力的ですが、適度な量を心がけてあげることが大切です。
砂糖の影響を理解して、子どもが健康に過ごせるよう見守っていきましょう。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
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