コロナ禍となって2年目の夏を迎えます。ワクチン接種も始まりましたが、まだまだ落ち着く見通しが立たない中、外出時はマスクを着用するのがすっかり当たり前になってきた現状。小さな子どものマスクもすっかり見慣れた光景となりました。
『おやこのくふう』編集部では「コロナ禍における子どものマスク事情」について、3~6歳の子どもを持つ親を対象にアンケート調査を実施。
子どものマスク着用の日常化、そして暑い夏を迎えるにあたっての親の苦悩が明らかになりました。
子どもがどんなシーンでマスクをしてるかについてきいたところ、「スーパーなどで買い物をするとき」(72.9%)、「テーマパークや動物園などに出かけるとき」(62.8%)、「電車やバスなどに乗るとき」(55.7%)など、不特定多数の人と接する可能性のある外出先や、密になる空間ではかなりの高い割合で子どもも「基本的にマスクをしている」という結果となりました。
また、「園へ行くとき、帰るとき」(64.0%)、「園の中で」(55.1%)という結果から、毎日通う幼稚園や保育園の場においても、子どものマスク着用が当たり前になっていることがうかがえます。
さらに、どうしても子どもは汗やよだれなどでマスクをすぐにダメにしてしまいがち。 そんな中、1日にマスクを2枚以上使用する子どもは全体の39.3%、中には10枚以上使用している子どももいることがわかりました。
なかなかコロナ禍収束の見通しが見えない昨今。「今年の6月から8月頃(暑くなる時期)にかけて子どもがマスクをする予定のシーン」ついてきいたところ、現在同様、不特定多数の人と接する外出先や、通園時、園においても5割以上が子どもに「基本的にはマスクをさせる予定」と回答しました。
約1年前にあたる2020年6月頃は、マスク不足や子どもが日常的にマスクをすることに慣れていなかったと予想されることから、前年と比べると、2021年の夏は着用させる割合が増えそうです。
一方、暑さの中でもマスクの着用に関して、熱中症への影響が「気になる」(とても+まあ)と回答した親は約9割にものぼりました。
また、「子どものマスク着用について気になること、悩んでいること」について自由回答できいたところ、熱中症以外にも、「暑くて子どもがマスクを外してしまう」といった悩みや、「マスクによる肌荒れが心配」、「マスク焼けが心配」といった声が多数。
本当はマスクはつけたくない、でもコロナの感染も気になる…どうしたらよいか悩む親の姿が浮き彫りになりました。
乳幼児のマスク着用に関して、日本小児科学会は次のように発表しています。
「乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。むしろ、次のようなマスクによる危険性が考えられます。
特に、2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えます。
子どもがマスクを着用する場合は、いかなる年齢であっても、保護者や周りの大人が注意することが必要です。感染の広がりの予防はマスク着用だけではありません。保護者とともに集団との3密(密閉、密集、密接)を避け、人との距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことも大切です。
ベビー用等小さいマスクの型紙紹介、販売等がなされていますが、乳幼児へのマスク着用にはマスクの大きさにかかわらず上記の危険性があります。十分に留意しましょう。」
***
湿度もあがるこれからの梅雨の時期は特に熱中症になりやすい時期。子どものマスク着用にはくれぐれも注意してくださいね。
【「コロナ禍における子どものマスク事情」調査概要】
調査対象:3〜6歳の子どもを持つ親325名
調査期間:2021年4月28日〜5月5日
<娘の寝言で発覚した事件>#3
2024.08.01
<ぼったくり呉服店を撃退した方法#4>
2024.08.10
まだ間に合う【サンタさんへの手紙】日本語OK!切手代110円だけ!カナダか...
2021.11.24
”妹の子ども”だけ可愛がる母「可愛さが違うのよ!」「じゃあ家にはもう帰らな...
2024.08.01
<ぼったくり呉服店を撃退した方法#5>
2024.08.10
<娘の寝言で発覚した事件>#4
2024.08.01
娘の寝言で発覚した事件
2024.08.01
<娘の寝言で発覚した事件>#5
2024.08.01
義母が隠していた恐ろしい事実#9
2024.08.19
見知らぬ男と”抱き合う母”の秘密…数年後【父に暴露した結果】⇒父「不倫じゃ...
2024.08.02