ラーケーションは、Learning(学ぶ)+Vacation(休暇)から作られた言葉で、愛知県が「ラーケーションの日」を設けたことから話題になりました。 「子どもと一緒にいろいろな体験をしたいけれど、子どもと休みが合わない」、「旅行代金が安い平日に遠出をしたい」と思われていたおうちの方にとっては嬉しいニュースだったかもしれません。学校の欠席日数が気になる方は、休ませやすくなりますね。 ラーケーション制度を使うには、休暇の目的などを学校などに伝え、申請しなければならない自治体が多いようです。
おうちの方はこの休暇をとるため、職場に迷惑がかからないように仕事を調整すると思います。しかし学校は、一人に合わせて授業を調整するわけにはいきません。行事でなくても、次のような日と重なると本人や周りに影響がでてきます。
・休んだ日がグループで行うプレゼン発表の日だった
・外部講師を招いて特別な体験ができる日だった
・つまずくポイントになりやすい内容を習った日だった
年間行事計画を参考にして、大きな行事の前は避けるとよいでしょう。運動会や音楽会などの大きな行事は、事前に子どもたちはみんなたくさん練習し、モチベーションを高めてのぞみます。 学校生活に一番影響が少ないのは学期の終わりです。 教科書の学習が終わり、テスト返しや復習をしていることが多いからです。
「〇〇家の修学旅行」といったように、お子さんと企画から楽しんでみませんか? 歴史や文化のみどころは大人が提案してあげましょう。 ラーケーションを最大限に生かして、平日ならではのプランを考えたいですね。 旅行や体験を通して見聞を広め、生涯にわたって趣味にすることができれば、すばらしい学びになると思います。
なるべく早いうちに、ラーケーションを計画していることを担任に伝えておくのがよいでしょう。 休暇中の学習や宿題を聞き、家でできることはやって提出させます。 学校では、休暇中に実施されたテストや図工の作品に取り組むので、休み時間も忙しくなるでしょう。 家庭の都合で休んだフォローを家庭がすることで、学校からの印象もよくなります。
ラーケーション制度ができる前にも「家庭の事情」で欠席し、家族旅行に行くご家庭はありました。学校を大切にされる家庭ほど、周りに配慮して欠席されていたように感じます。ラーケーション制度を利用されるご家庭は、今どきの子育てをするパイオニア的な存在になることでしょう。
ライター/監修:かなせんせい(小学校教諭専修免許状、幼稚園教諭第一種免許状、中学校教諭第一種免許状(理科)、高等学校教諭第一種免許状(理科)、図書館司書教諭)
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