子育て中の睡眠不足を乗り越えるコツ｜保護者の皆さんから学んだリフレッシュ術

実際に多くの保護者が取り入れているアイデアをいくつかご紹介します。ご家庭の状況に合わせて、できそうなものから試してみてはいかがでしょうか。

保育士としての視点も交えながら、ポイントをまとめていきます。

1. 早寝早起きリズムを心がける

子育て中は夜型の生活になりがちですが、できるだけ早寝早起きを心がけましょう。

子どもを早めに寝かしつけて、自分もなるべく早く休むことが大切。朝は子どもと一緒に気持ちの良い目覚めを迎えられるよう、早起きを習慣づけるのがおすすめです。

少しずつ生活リズムを整えていくことで、日中も過ごしやすく感じられるかもしれません。

子どもが昼寝をしているときは、パパママも一緒に昼寝をするチャンスです。育児や家事に追われて「昼寝なんてしている暇はない」と思うかもしれませんが、20分ほどの仮眠でもリフレッシュ効果は十分。

睡眠不足が溜まっているときは、昼寝を優先して疲れを取ることが何より大切なのです。

夜中の授乳や寝かしつけは、パパとママで交代制にするのもおすすめです。「今日は私が頑張るから、明日はあなたが担当してね」と分担を決めておくと、お互いに休める時間が確保できます。また、実家の親など周りの協力者に助けを求めるのも良いでしょう。

育児の負担を一人で抱え込まず、周りの力を上手に借りていきましょう。

子育ての合間に、自分だけのリラックスタイムを作ることも大切です。子どもが寝ている間の数十分を使って、好きな音楽を聴いたり、ストレッチしたり、映画を見たりするのもいいでしょう。育児から少し離れて、自分の心と体を休めるひとときを作りましょう。

リラックスすることで、質の良い睡眠がとりやすくなるはずです。

限られた睡眠時間を最大限活用するには、睡眠の質を高める工夫が欠かせません。寝室を暗くして適度な温度に保ったり、眠る前にスマホやパソコンを控えめにしたり、カフェインの摂取も夜は避けるようにしましょう。

少しでも質のよい睡眠をとるために、できる範囲で環境を整えてみるのもひとつの方法です。

子育て中の睡眠不足は、正直とてもつらいもの。保育士の立場から見ても、睡眠不足に悩む保護者の方は少なくありません。

先輩パパママたちの工夫をヒントにしながら、自分たちに合ったやり方を少しずつ見つけていけるといいですね。

ライター / 監修：でん吉（保育士）