子どもの「どもり」が心配なあなたへ|言葉の発達を助ける関わり方

子どもの「どもり」が心配なあなたへ|言葉の発達を助ける関わり方
「最近、子どものしゃべり方に違和感が…」「これって、どもり?どうしよう…」そんな風に感じているママやパパは、少なくないでしょう。どもりは言葉の発達段階では珍しいことではありません。大切なのは、子どもの言葉の発達を助ける関わり方を知ること。保育現場の経験をもとに、どもりへの向き合い方をお伝えします。
目次

1. 言葉の発達段階では自然なこと

まず伝えておきたいのは、幼い子どものどもりは自然なことだということ。 それは、言葉の発達段階だからです。

2〜5歳頃は、言葉の爆発的な成長期。 たくさんの言葉を覚え、複雑な文章を話そうとする中で、一時的にどもることは珍しくありません。 子どもの3割ほどは、一過性のどもりを経験するとも言われています。 ですので、どもりを見つけても、すぐに心配する必要はないのです。

2. ゆっくり焦らず話を聞いてあげる

子どものどもりに気づいたら、まずは焦らずに、ゆっくりと子どもの話を聞くことが大切。

「ゆっくり話してごらん」「最後まで聞いているからね」と、子どもに安心感を与える言葉をかけましょう。 子どもが言葉を探しているときも、せかしたりせず、じっくりと待つ姿勢を心がけましょう。

子どもは自分のペースで話せる環境の中で、言葉の力を伸ばしていけるのです。

3. 言葉のモデルを示す

子どもの言葉の発達を助けるには、私たち大人が良い言葉のモデルを示すことも効果的です。 ゆっくりとはっきりと話す、簡潔な言葉を使う、優しい口調で話す。 そんな大人の話し方は、子どもの言葉の手本となります。

読み聞かせの時間を設けるのもおすすめです。 絵本を通して、言葉の響きやリズムを自然と体感できるはずです。

4. プレッシャーをかけない

忘れてはならないのが、子どもにプレッシャーをかけないこと。 「もう一度言ってごらん」「ゆっくり話して」と、言葉を意識させ過ぎるのは禁物。 どもることへの不安や恥ずかしさを募らせてしまう可能性があります。

むしろ「上手に話せたね」「言いたいこと、よく伝わったよ」と、子どもの伝える力を認める言葉かけを大切に。子どもの自信につながるはずです。

5. 専門家に相談する

長期間どもりが続いたり、コミュニケーションに大きな支障が出ているようなら、専門家に相談するのも一つの方法です。 言語聴覚士や小児科医など、言葉の発達を専門とする方々が子どもの状況に合わせたアドバイスをくれるはずです。

ただし、あくまで子どものペースを大切に。 必要以上に訓練を進めるのではなく、子どもの言葉の成長に寄り添うことが何より大切なのです。

まとめ

子どものどもりは、言葉の発達段階では自然なことです。 焦らずに、ゆっくりと子どもの話を聞くこと。 良い言葉のモデルを示し、プレッシャーをかけ過ぎないこと。 必要なら専門家に相談しましょうそれが、子どもの言葉の発達を助ける上での鍵となるのです。

今はまだ、言葉に詰まることもあるかもしれません。 でも、子どものペースに寄り添い、温かく見守り続ける中で、きっと子どもは自分の言葉を紡げるようになります。

ライター/監修者:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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