わが家の生活どう変わる?今から準備して小1の壁を乗り越える!

わが家の生活どう変わる?今から準備して小1の壁を乗り越える!
子どもが小学生になったら子育てが楽になると思っていませんか?楽になる部分もありますが「小1の壁」という言葉があるように、思ってもみなかった悩みが出てきます。入学前から準備をしておくといいですよ。
目次

元・小学校教員の、かなです。 私も働く親として「小1の壁」を乗り越えてきました。 教員と保護者の目線からどんな準備をしておくとよいか、まとめました。

小学校は思っているより大変なところ

小学校からは義務教育。 学校はたくさんの友だちの中で、自分の力で頑張っていく厳しい世界です。 先生の指示にしたがって、授業はもちろん給食や掃除、身の回りのことをこなしていくのは、親からは見えませんがとても疲れることなのです。 濃密な一日をすごしたあとには、学童保育や習い事に行く子も多いですよね。 「小学生って大変そう!でも何でも頑張れるかっこいいお兄さんお姉さんになりたいな」と心構えをつくりましょう!

小学生にはどんなサポートが必要なのか

生活習慣を整える

これが一番大切なサポートです。 おうちの方のお仕事が終わる時刻、夜ご飯やお風呂の時刻など、具体的に考えてみましょう。 子どもを学童保育に預けるご家庭は、帰宅するとすでに寝る時刻がせまっていることもあると思います。 早寝早起き朝ご飯がしっかりできていないと、子どもはもっている力を学校で発揮することができません。 大人が協力して仕事の負担を調整したり、祖父母やファミリーサポートなどにお願いしたりして、子どもの年齢に合わせた生活をつくってあげる必要があります。

宿題や学校の準備をみてあげる

大変かもしれませんが、子どもが大きくなったときにやってよかったと思えるサポートです。 あまりにも宿題に時間がかかったり、わかっていなかったりしたら、学校の授業についていけていないのかもしれません。 小学生は、授業が分からなくても自分で対処することが難しいです。 わからないままにしておくと、高学年や中学生になってから苦しい思いをすることになるので、大人のサポートが必要です。

次の日の学校の準備も、最初はおうちの人が教えないとできるようになりません。 持ち物をおうちの方とそろえる子は、学校では頑張らないといけない、忘れ物はしてはいけない、という意識も身につくので得をしますよ。

入学までにそろえておきたい意外な物

学用品やランドセル以外にも、用意しておくと便利なものがあります。 子どもが宿題や連絡帳を出す箱、予備の鉛筆や消しゴム、学校の物専用の収納スペースなどです。 朝起きてから学校に行くまで、家に帰ってから寝るまでの、お子さんの動きをイメージしてみましょう。 自分のことは自分でできると助かりますよね。 入学準備といえば、学校で使う物を考えがちですが、生活の変化で必要になる物をリストアップしてそろえておきましょう。 入学への気分も高まりますよ。

※お子さんによって必要なサポートはちがいますし、みんなと同じ事ができないといけないわけではありません。

※ここでの「小1の壁」は、生活の変化によって親が直面する困難をさしています。

おわりに

子どものサポートをしながら働く体制が整っているとはいいがたい世の中ですが、対策をしておくことで負担を軽くすることはできます。 小学生になるとできるお手伝いも増えるので、家庭の立派な戦力です! 家族はチーム。平日は力を合わせてがんばって、お休みの日には一緒に楽しいことをして、絆を深めてくださいね。

ライター/監修:かなせんせい(小学校教諭専修免許状、幼稚園教諭第一種免許状、中学校教諭第一種免許状(理科)、高等学校教諭第一種免許状(理科)、図書館司書教諭)

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執筆者

・小学校教諭専修免許状/幼稚園・中学校(理科)・高等学校(理科)教諭第一種免許状/図書館司書教諭免許状資格 かなせんせい

小学校に15年勤務し、教員として子どもや親御さんとかかわってきました。教え方や自分の子育ての経験を保護者に伝えたときに喜んでもらえた経験から、退職してからもライターとして活動しています。

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