学童保育ってどんなところ?

学童保育ってどんなところ?
働く保護者にとって助かる存在として「学童保育」があります。就学を控え、親戚が近くにいない保護者にとっては、学童保育に興味がある方も多いのでないでしょうか。 わかっているようでわからない「学童保育」。地域ごとにとても差がありますが、ここでは一般的な学童保育についてお話します。
目次

小学校とは全く別です

小学校の敷地内や校庭に隣接していることもある「学童保育」ですが、小学校とは学童は別の組織です。

小学校の先生と学童保育の先生は別ですし、小学校の先生が学童で指導をすることや勉強を教えることはありません。また、逆も同じです。 子どもたちは小学校の教室を出て、放課後学童にむかいます。

民間と公立あります

市や町によってさまざまですが、市が運営している学童保育もあれば、民間が運営している学童保育もあります。 学童がなかった地域で保護者が自分たちで立ち上げた学童もあります。「学童保育」は実にいろいろです。

入学式前から預かってくれます!

保育園を卒園した年長さんは3月31日まで保育園で預かってくれます。 入学式までの数日間をどうやって過ごそうか、と心配になる保護者も方もあるかもしれませんが、学童保育は申し込みや手続きがすべて終わっていれば、入学式を待たずに4月1日からすぐにお子さんを預かってくれます。これはとても助かります。

そして入学式翌日から、さっそく放課後は学童へ。学童保育は働く保護者の味方です。1年生は学童の先生が学校まで迎えに来てくれるところもありますよ。

低学年のみ預かりが多く、帰宅はお迎えに行きます

学童にもよりますが、人数の都合上3年生までというところが多いようです。指導員の数や学童保育の場所の広さなども関係してきますので、きょうだいで上の子は帰宅、下の子は学童という話もよく聞きます。

とはいえ…保護者の協力も必要です

学童には「保護者会」がある場合が多いです。

学校とは違い、学童は自分たちで決めなければならないことがたくさん!運営費や行事もその一つです。 夏休み中の預かり方や行事、イベントなどもみんなで相談して決める場合もあります。 夏休み中にはお弁当の注文もありますが、学童によっては保護者がいろいろ動いてくださるところも多いです。「保育園より大変かも⁉」という声も聞いたことがありますが、子どものためにがんばってくださる保護者もたくさんいます。 働く保護者の味方の学童。保護者どうしで子育て相談もできますし、うまく利用して学童期を乗り切っていきましょう!

元保育士・幼稚園教諭・小学校教諭のモリハナせんせいです。0歳から12歳までを担任してきました。たくさんの子どもから、たくさんのことを学びました。みなさんの子育てのお手伝いができれば嬉しいです。

ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)

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