体を使って遊ぼう!わかるけど、どうして必要?外遊びで身につくあれこれ

体を使って遊ぼう!わかるけど、どうして必要?外遊びで身につくあれこれ
外遊びが大切なのはわかるけど、なかなか時間がとれない。家の中にもおもちゃはあるし、体を使ったゲームもできる。それにうちの子は外が嫌いだし、休日はわたしも家でゆっくり休みたい。 外遊び、ってどうして必要なの? 忙しい中、外に行く時間を作るのが大変ですよね。じゃあほんの少しだけ、行ってみませんか?
目次

お外の空気と風景で自然とリラックス

無理に遊ばなくても、まず外に出てみましょう。

外の空気を胸いっぱい吸うと、体は自然とリラックスしています。 大人も子どもも広い空間の空気を吸うことで体はエネルギーチャージをしています。 風景の変化を感じ取れるのも外のいいところ。空の色、夕焼け、紅葉などで自然を感じることもできます。

空気が冷たい、日が沈むのが遅いなど、外にいると季節の変化にも気づくことができますよ。

外は五感を刺激する

触覚・嗅覚・視覚・聴覚・味覚の5つを五感といいます。

外は家の中以上に5感をフル回転させる場所です。 「この石、つるつるしているよ」「あ、なんだかいい匂いがしてきたよ」「イチョウのはっぱが黄色いよ」「何か鳥がとんでいるよ」「サイレンが聞こえるよ」「お外で飲むはお茶はおいしいな」など、これらはすべて外だからこそ経験できることです。

基礎体力がつく

極端な暑さの中で遊ばせるのは危険ですが少々の暑さや寒さの中、外で遊ぶことで体は鍛えられて基礎体力がつきます。

基礎体力がつくと体温も上がり体の代謝も活発になります。 そうすると風邪もひきにくくなります。

人との付き合い方を学ぶ

家の中ではおもちゃを好きに使えても外ではそうはいきません。

限られた砂場のスペース、ひとつだけの滑り台など、譲り合わなければ遊べないものがたくさんあります。 小さな子どもながらも「かして」「かわって」「いっしょにあそぼ」などの経験ができるのも外遊びのいいところです。 大きな公園などでははじめて会うお友だちもいます。

コミュニケーションの取り方が身につくのが外遊びの大きなメリットです。

こけてケガして、慣れていく

外は室内とは違い、段差もあれば土もある。 上手に動かないとこけてしまう場所もあります。

たくさんこけて、体の使い方を覚えていけばよいのです。 はじめはこけてもだんだんと上手に体が使えるようになりますし、手もつけるようになってきますよ。

おわりに

子どもたちがのびのびと外で遊び、たくましく成長していく姿を見るのは何より嬉しいことです。 みなさんの子育てがもっと楽しく、毎日が笑顔であふれますように。

元保育士・幼稚園教諭・小学校教諭のモリハナせんせいです。 0歳から12歳を担任してきました。たくさんの子どもから、たくさんのことを学びました。

みなさんの子育てのお手伝いができれば嬉しいです。

ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)

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執筆者

保育士資格 幼稚園教諭2種 小学校教諭1種2種 モリハナせんせい

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