赤ちゃんにおしゃぶりを導入する最適なタイミングは、生後2ヶ月頃からとされています。
この時期までには、赤ちゃんの口腔発達が進み、おしゃぶりを上手に使いこなせるようになる赤ちゃんが多く見られます。
ただし、新生児期からおしゃぶりを利用することも可能ですが、赤ちゃんによっては受け入れにくい場合もあるため、個々の赤ちゃんの様子を観察しながら導入を考えていきましょう。
おしゃぶりの使用をやめる、いわゆる「おしゃぶり卒業」は、1歳から2歳頃を目安に段階的に進めることが理想的です。
2歳を過ぎるとおしゃぶりの長期使用による歯並びの影響が懸念されるため、できれば早めに使用を控える方向で進めると良いでしょう。
ただし、ここでも大切なのは赤ちゃんの成長や状況に合わせて柔軟に対応することです。
おしゃぶり卒業をスムーズに進めるには、まずおしゃぶりの視界から減らすことが効果的です。
また、おしゃぶりを欲しがるタイミングを見極め、その前に他のことで気を紛らわせる試みも有効です。
さらに、夜の就寝時など特定のシチュエーションでだけおしゃぶりを認めるといった徐々に使用頻度を減らす方法もおすすめです。
この過程で大切なのは、赤ちゃんに対して辛抱強く接すること。
焦らずゆっくり進めていきましょう。
おしゃぶりは、赤ちゃんを落ち着かせたり、安心させたりするのに一定の効果があります。
また、おしゃぶりの使用によって、鼻呼吸が促されるというメリットもあります。
しかし一方で、長期間の使用は赤ちゃんの歯並びへの悪影響や、発語の機会を減らす可能性も考えられます。
おしゃぶりを選ぶ際には、その素材やサイズ、お手入れの容易さなども考慮して選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんの成長においておしゃぶりは便利なアイテムですが、使用を始める時期やおしゃぶり卒業のタイミングは、赤ちゃんの発達や家庭の状況によって異なります。
おしゃぶりのメリットを活用しつつ、デメリットにも注意して、赤ちゃんとの上手な付き合い方を探っていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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