大前提として、休んでもかまいません。
今は各家庭での働き方もそれぞれですし、平日が仕事休みの人も大勢います。 おやこで楽しい思い出をつくるための時間を平日にとることは悪いことではありません。
「あのおうち、旅行で休むなんて!」と文句を言う先生方は、もう見かけません。
小学校でも学期末になると各教科で「期末テスト」をする学校が多いです。
その学期に子どもが学んだことを身に着けているかどうかをみるためのテストです。 高学年になると6月末、11月末、2月末は毎日テストということも珍しくありません。 そんなときに旅行で3日も4日も休むと、登校した日からはテストがたくさん待っています。
これは子どもにとって苦痛でしかありません。
高学年ともなると、3日休むと勉強はかなり進みます。 特に算数は練習問題含め7~8ページ進むことも珍しくありません。
「休んだ間の分を教えてやってください。」と言われたこともありますが、学校によってはいくつもの教科を教科担任制のしているところもあります。 理科の大きな実験が終わったときもありますし、時間的にこれらすべて休み時間に先生が教えるのは不可能です。 こういう状況になることをぜひ知っておいてください。
休んだ日の分は、家庭で勉強をさせる。 学校には頼れないと思っておきましょう。
遠足や運動会の日など、あらかじめ行事が分かっている日に休ませることはオススメできません。 子どもが楽しみにしている行事を、親の都合で参加させないことになってしまうからです。
学校では大きな行事は年度当初にすべて決まっています。 年間計画を配る学校も多いです。もらっていなければ学校に問い合わせしたらすぐに教えてくれますよ。
学年の行事や、学級内での行事も子どもにとっては大切です。
国語の時間の音読発表会はグループでの練習など「それくらい別にいいのでは。」と思いたくなりますが、子どもはその日にむかって友だちと一緒に一生懸命練習している場合もあります。
「せんせい、この日、りょこうになったの。」とさみしそうな顔で話してくれた子どももいました。 行事後の話に加われず残念そうな顔を見たこともあります。
そしてほとんどの場合おうちではがまんして言わないのです。
子どもは子どもなりに毎日の予定を立てています。 よかれと思って直前に旅行を伝えると「その日は〇〇の用事があるから、休みたくない!」「みんなに迷惑がかかる!」と言うこともあります。
日程は、はやめに伝えましょう。
今は、昔のように皆勤賞を祝うことはほとんどの学校でしていません。 特に感染症が流行ったころから「感染疑い」で休む場合も「欠席」ではなく「出席停止」扱いにした学校もありました。
モリハナが小学校で勤務した約20年間、すでに卒業式での皆勤賞表彰はしていませんでした。 皆勤賞を無理して目指すより、家族で楽しい思い出を作ってくださいね!
ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)
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