子どもの歯みがき、いつから？健康な歯を育てるポイント

初めての歯みがき、正しいスタートは？

乳歯が顔を出し始めると、親としては子どもの歯の健康について考え始めますよね。

歯みがきを始めるタイミングに関しては「乳歯が生え始めたら」と言われています。

最初は子どもが口内を触られることに慣れさせるため、歯ブラシではなく、清潔なガーゼや綿棒を使い、優しく歯や歯茎を拭くことから始めましょう。

初期の歯みがきでは、歯磨き粉は必須ではありません。

ただし、子どもが嫌がらなければ、虫歯予防として少量の歯磨き粉を使用することも推奨されています。

使用量は年齢に応じて、乳歯の生え始めから2歳までが爪の先ほど、3歳から5歳では歯ブラシの毛先の3分の1程度が目安です。

自立心が芽生え、自分で歯を磨きたがるようになったら、その意欲を大切にしながらも安全性を確保してサポートしましょう。

具体的には、磨き残しを確認し、最後は大人が仕上げみがきをしてあげることが大切です。

歯みがきの基本を学ぶことで、子ども自身の歯磨きスキルを高めていきます。

歯みがきを習慣化するには、子どもが楽しんで続けられるような工夫が必要です。

好きなキャラクターがデザインされた歯ブラシを選んだり、タイマーや砂時計を用いて歯みがき時間を視覚化したりすると、子どもも喜んで取り組んでくれるでしょう。

おやこで歯みがきの時間を共有し、楽しむことが継続のカギになります。

子どもの歯みがきは、虫歯予防だけでなく、将来的な健康の土台を作る大切な習慣です。

今回ご紹介したポイントを参考に、子どもが歯みがきを楽しめる環境を整え、健康な歯を育てるお手伝いをしましょう。

（おやこのへや編集部）