雑貨店やホームセンター、100円ショップなどで販売され、最近注目を集めているハンディミシン。高価で置き場所に困る従来のミシンと違い、リーズナブルな上に簡単に持ち運びができるのが魅力です。
裾上げやほつれ直し、小物作りなど、ミシンを出すほどでもないけれど手縫いはちょっと…という時に使えると助かりますよね。とくに子育て家庭では出番が多そう!
でも、小さくてもちゃんと使えるの?どんな生地が縫えるの?など、いろいろ気になるところ。
そこで今回は、ハンディミシンを実際に購入して使ってみることに。仕様や使い方はもちろん、布の種類を変えて縫い比べてみたので、ぜひ参考にしてください。
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今回使用したハンディミシンはこちら!
CANOKY「電動ハンドミシン」
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本格的な見た目ながら、価格はなんと2,480円(税込)!
Amazonのカスタマーレビューをチェックしてみると、ハンディミシンは評価が低い商品が多いのですが、こちらは星3.8と高め。でも、中には微妙なレビューもあり…実際はどうなのか気になります。
ハンディミシンにはホチキスの要領で縫い留めていく手動式もありますが、こちらは自動なので単三電池を4本入れるか、USB用のDCアダプターに接続して使用します。
サイズは幅20㎝×高さ6.5㎝×奥行き3㎝と、とてもコンパクト。電池なしだと215gしかないので重さも全く気になりません。
付属の缶の中にはハンディミシンを使った手芸に必要な道具が一式揃っています。ボビンや糸通しまで入っているので、家にミシン小物がない人でも手軽に使うことができます。
セット内容:替えのミシン針、糸立て棒(ミシン糸が入るロングタイプ)、糸通し、ボビン(7色10個)、安全ピン、テープメジャー、糸切りバサミ、日本語取扱説明書
このミシンでボビンに糸を巻くことはできないので、すでに巻かれているボビンを使うか、ロングタイプの糸立て棒でミシン糸をそのままセットして使うことができます。
従来のミシンと異なるのは下糸がないこと。セッティングは上糸のみなのでとってもラクです。セットの仕方もミシンとほぼ同じで、右のつまみを回して針を上に上げたら、糸を2箇所ある糸通し穴にかけて、最後にミシン針に通せば完成。
ボビンは糸立て棒ではめ込む仕組みになっていて、替えたいときは、糸立て棒を引っ張るだけで交換可能です。
ハンディミシンの使い方はとてもシンプル。押さえを上げて布をはさんだら、上部のスイッチを押すだけ。スイッチを押している間は自動で布を送りながら縫い進めていってくれます。
音も動きもミシンそのもの。おもちゃみたいな感じを想像していましたが、意外と本格的です!写真はミシン目が詰まってしまったためしわが寄っていますが、縫い目の粗さはダイヤルで調整ができます。
上糸のみ1本で縫われているので、裏側はチェーンステッチです。そのため縫い始めと縫い終わりの始末が必要ですが、裏面までしっかりと縫えているのがわかります。
まずは綿100%生地を1枚で縫ってみましたが、次は裾上げを想定して、綿100%生地を三つ折りにした生地を縫ってみます。
三つ折りでも全く問題なくスムーズに縫えました。薄手の生地であれば裾上げも問題なさそうです。
次は赤ちゃん小物や手作りマスクなどに使用するダブルガーゼ生地を縫ってみます。
ハンディミシンに慣れてきたこともありますが、柔らかい生地なのでミシンがスムーズに動き、ダブルガーゼ生地の二つ折りもとてもサクサク縫えました!
次はタオル生地を2枚に重ねて雑巾にチャレンジです。
こちらは大失敗!厚みのせいで生地がうまく送れず、さらに毛足が長いため何度も引っ掛かり、縫い目が詰まってぐちゃぐちゃです。
薄手のタオルを選びましたがこの状態なので、残念ながら雑巾は縫えそうにもありません。
生地は選ぶものの、ハンディミシンでも十分に縫えることがわかりました!
コツは生地を引っ張りすぎないこと、ボタンを2〜3秒押したら停めるを繰り返してゆっくり進めること。慣れてきたらこんな感じできれいに縫うことができます。
ハンディミシンは「まっすぐに縫えない」というレビューを見かけますが、「慣れてきたらまっすぐに縫えた」という意見も多く、今回実際に使ってみて、やはりある程度練習が必要そうだなと感じました。
縫い目の美しさはミシンには及ばないため、ミシンの代わりには難しいですが、手軽に使えるサブミシンとしてはコスパも抜群。ちょっと使いたいな…という時にとっても便利です!
色々なメーカーから販売されているハンディミシン。電動タイプの中から編集部が注目した商品をご紹介します。
それぞれ給電方法や付属品が異なるので、購入前にチェックしてくださいね。
※商品価格は記事執筆時のAmazonでの販売価格です。価格は変わることがありますので購入時は改めてご確認ください。
乾電池とDC電源で選べる2WAY電源仕様が便利なZIN-LIFEのハンディミシン。ハンディミシンは「日本語の説明書がなくて使い方がわからない…」というレビューが付いた商品が目立つ中、こちらは日本検品でわかりやすい日本語説明書付き、日本メーカー保証で30日間の返品・返金が可能と、購入後のサポートが充実しています。
電源:電池式(単3電池4本)またはDC電源
梱包サイズ:幅22.9×高さ9.8×奥行き5.9 cm
梱包重量:340g
付属品:ボビン、メジャー、糸巻き9個(カラーはランダム)、糸立て棒、替え針、ミニはさみ、糸通し、日本語取扱説明書
■ZIN-LIFE ハンドミシン
価格:2,999円(税込)
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こちらは糸通しリングが大きく、セットがしやすいのが魅力のセーブ・インダストリーのハンディミシン。プラスチック製のフック形状の糸通し穴の商品が多い中、ワイヤーリングになっているので通す時はもちろん、糸の送りもスムーズです。
電源:電池式(単3電池4本)
サイズ:幅21×高さ7.2×奥行き5cm
重量:354g(乾電池を含む)
付属品:糸巻き白・赤・黒各1、替え針、糸通し、糸立て軸、リッパー
■セーブ・インダストリー 電動ハンドミシン アミーガー SV-1655 ホワイト
価格:2,600円(税込)
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3か月間のメーカー保証がついたZerotoneのハンディミシン。注文日から180日の間に「縫えない」「モーターがおかしい」などの不具合が起きた場合、無料交換や返金対応をしてもらうことができるので、性能が不安という人も安心です。
電源:電池式(単3電池4本)
サイズ:幅21×高さ7×奥行き4cm
重量:320g(乾電池を含む)
付属品:糸巻き9個、テープメジャー、替え針、ミニはさみ、糸通し、日本語取扱説明書
■Zerotone 片手で縫えるハンドミシン
価格:2,088円(税込)
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今話題のハンディミシンをご紹介しました!
実際に使ってみて最初は難しいと感じましたが、ある程度コツがつかめてくるととても楽しく、これを使って何が作れるかな!?と、創作意欲も沸いてきました。
実際にハンディミシンを使って裾上げをしたという人のレビューも多く、保育園の名札付けに大活躍したという意見や、SNSでは巾着やガーゼマスクを作ったという人もいました。
生地の厚みや素材感に注意する必要はありますが、使いこなすことができたらアイデア次第で手作りの幅も広がりそう。手芸のサポートアイテムとして、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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