新幹線で…礼儀正しい隣の男性。しかしデッキへ向かった瞬間⇒その“電話の内容”に思わず息を呑んだワケ…

電話の声で気づいたあの人

数年前、出張先からの帰りに新幹線の指定席に座っていたときのことです。

隣の席には、若い男性が座っていました。その人はとても丁寧で礼儀正しく、車内でもまわりに気を配っている様子が印象的で「感じのいい人だな」と思っていました。

途中の駅に近づいたころ、男性が小声で電話に出て、一旦デッキに移動しました。そのとき、ほんの少しだけ声が聞こえ「今から劇場に入ります。すみません、千秋楽の準備遅れていて…」と言っているようでした。

えっ劇場？千秋楽？準備？一気に頭の中がフル回転。何気なく姿を見直すと…そこにいたのは、テレビで何度も見たことのある舞台俳優さんだったのです。私が気づいたことを察したのか「内緒で移動してるんです」と、小さく笑いながら言われました。

普段テレビで観ている人がこうして新幹線で一般の人と変わらず移動していて、しかもとても自然で丁寧なふるまいをしていたことに、驚くと同時に好感を持ちました。

今でもテレビで見かけると嬉しくなります。（男性/50歳/会社員）

普段は遠い存在に感じる有名人も、ふとした瞬間に身近に感じられることがありますね。礼儀正しい姿に、改めて人としての魅力を感じます。

みなさんの周りでも、そんな“意外な一面”を目撃した経験はありますか？

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。