子どもが主体的に考える!「考える力」を育てる家庭の工夫

子どもが主体的に考える!「考える力」を育てる家庭の工夫
子どもの将来に役立つ「考える力」。 この力を家庭で気軽に育てるためのアプローチを探ってみましょう。 日常の小さな工夫が、子どもの大きな成長につながるかもしれません。
目次

自分で考え、行動できる力を育てるには

「自分で考える力」とは、まわりの状況を見ながら自分なりに判断し、どう動くかを決めて実行する力のこと。 自分で決めて行動するからこそ、その結果についても責任を持つ力が自然と育っていきます。

教育でも「これからの予測できない時代を生き抜くには、自分で考え、選び、動ける力が大切」とされています。 つまり、子どもたちには、正解のない問題に向き合って、自分なりの答えを出す力が求められているんですね。

視点を増やし、すじ道を立てて考える

「考える力」を育てるためには、一つの見方にとらわれず、さまざまな視点から物事を見る「多角的な思考」が大切です。 さらに「どうしてこうなるのか?」を順を追って説明できる「論理的な思考力」も必要になってきます。

こうした考え方は、問題をシンプルに整理して、スムーズに解決する力にもつながっていきます。

日常の会話でできるサポート

考える力は、特別なトレーニングをしなくても、日々のやりとりの中で育てることができます。

たとえば、子どもが「これやってもいい?」とお願いしてきたとき、すぐに「いいよ」「ダメ」と答えるのではなく、 「どうしてそう思ったの?」と理由を聞いてみると、子どもは自然と自分の考えを整理しようとします。

また、子どもからの質問にもすぐに答えるのではなく「どうしてだと思う?」と問い返してみるのもおすすめです。 こうしたやりとりが、子どもが自分で考えるきっかけをつくってくれます。

さらに、「今日はどっちの服を着る?」「どれをおやつに選ぶ?」など、選択肢を与えることも良い練習になりますよ。

おわりに

日常生活における些細なやり取りが、子どもが考える力を伸ばせるヒントがたくさんあります。 おやこで対話を楽しみながら、子どもが自分の考えを持てるように見守っていきたいですね。

大人が「子どもの気づき」や「やってみたい」という気持ちを大切にすること。 それが、子どもが自信を持って自分で考え、動ける力を育てる第一歩になるかもしれません。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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執筆者

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