高校時代、わたしは自転車で通学していました。 学校までの道の途中にはアルバイト先があり、休日にそこへ行くときは森を抜ける近道をよく使っていました。
その道で、何度か“虹色のサングラス”をかけた男性とすれ違ったことがありました。 最初は「よくいる人だな」くらいにしか思っていなかったのですが、会うたびにこちらをじっと見るような視線が気になっていました。
文化祭の日。 朝早くに家を出て、いつもの近道ではなく別ルートから学校に向かっていたときのことです。
道の先にある茂みから、何かの視線を感じました。 立ち止まってよく見ると、草の影から誰かがじっとこちらを見ていました。
しばらくすると、その人物が茂みからヌッと姿を現したんです。 虹色のサングラスの男でした。
その瞬間、背中がゾッとしました。 でもそれより怖かったのは、その男が突然こちらに向かって走り出したことでした。 茂みをかき分け、全力で追いかけてくるんです。
「ヤバい!!」と思って、わたしは必死で自転車を漕ぎました。 振り返る余裕もなく、とにかく前だけを見て夢中で逃げ続けました。
ようやく、人気のある道に出て男性の姿は見えなくなりました。 その後、卒業するまでその男性と再び会うことはありませんでしたが、今でもあれが夢だったのではないか…と思うことがあります。 (女性/26歳)
目の前で起こった出来事は、たまたまの偶然?それとも何か別のもの? 「ただの偶然!」って思いたくても、どうしても気になっちゃうあの感じ…。
あなたの周りでも、そんな瞬間ありませんか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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