畑や工事現場などで農作物や土砂を運ぶときに活躍する手押しの「一輪車」。強堅な見た目ですが、実はとってもかわいい別名がついているのをご存知でしょうか?
「子どもに教えたいモノの名前」シリーズ。第8弾は一輪車の別名について紹介します。
【ここでヒント!】狭いところもへっちゃらな動物の名前+一輪車をかけあわせると…?
正解は…
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「猫車(ねこぐるま)」でした!
見た目からは想像できない、かわいい名前ですよね。
そんな猫車(ねこぐるま)の由来にはさまざまな説があります。
例えば、「猫足場と呼ばれる細い足場を通る車だから」という工事現場ならではの説から、「ひっくり返した様子が猫が丸まっている姿に似ている」 「運ぶときのゴロゴロという音が猫がのどを鳴らしているようだから」といった猫の特徴をとらえた説まで!由来はまだ明らかになっていません。
そのほかにも、“練り子”と呼ばれる漆喰を練ったものを運ぶための車が略されて「ねこぐるま」になった…という意外な説もあります。
工事現場では略して「ねこ」と呼ばれることもあるのだそう!たくましい職人さんたちが働いている中で「ねこ持ってきて~」なんて会話が交わされていると思うと、なんだかほほえましいですよね。
では、ここからは工事現場つながりでちょっとしたマメ知識をひとつ!
工事現場や道路でよく見かける、三角形のアレ。なんとなく「カラーコーン」と呼んでいる人も多いかもしれませんね。
実は、カラーコーンは商標名!正式名称は「パイロン」と言います。
パイロンの語源はギリシア語の「Pylon」。古代エジプトの神殿入口を守るように建てられた搭状の門を示す言葉で、門には“ここから先は神聖な領域です”という意味があったそう。現代のパイロンも同様に、区分けする・侵入を制限する、という目的で使われていますよね。
パイロンのほか、三角コーン、ロードコーンとも呼ばれています。
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工事現場で頼りになるネコの「なるほど!」な由来について紹介しました。実は建築関係の現場には猫のほかにも、犬、トラ、馬といった動物の名前がたくさん使われているんだとか!普段見かける道具にどんな名前がついているのか語源や由来を調べてみるのもおもしろそう♪ぜひおやこで探してみてくださいね。
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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