こんにちは。おやこのくふうライターで、小学生の母でもあるichikaです。
新しい通学かばんの選択肢のひとつとして、今注目を集めているランドセル型リュック。
軽くて価格もリーズナブルなランドセル型リュックに対しデメリットが先行しがちなランドセルですが、ランドセルにはリュックにないメリットがあります!
気になる耐久性や機能性の他、それぞれの調査を重ねていくうちにわかった通学かばん選びのポイントにも着目しながら、それぞれのメリットとデメリットを解説します。また、子どもたちに人気のランドセル型リュックの商品も紹介しますので、ランドセル選びの参考にしてくださいね。
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じつは小学校の通学かばんはランドセルでなければいけないという決まりはありません。 両手がふさがらず安全面に配慮したものであればどんなものでも良いとしているところが多く、リュックでの通学ももちろん可能です。
特に今はランドセルの重さから子どもが不調を訴える「ランドセル症候群」が問題視されていることから、できるだけ子どもの負担にならない通学かばんをと、リュックやランドセル型リュックを検討する親御さんも増えてきています。
ただ、一部ではランドセルを指定している小学校もあるので、入学のしおりなどに記載がない場合は事前に問い合わせるのが安心です。
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では、ランドセル型リュックとランドセルはどう違うのでしょうか?価格や重さについてはもちろん、気になる耐久性や機能性、背負い心地と安定感についてもその違いを見ていきましょう。
ランドセルは有名メーカーのものだと5~6万円台、安いものでも4万円台からと高価ですが、ランドセル型リュックの価格は2~3万円台が主流でランドセルに比ると安価です。
安いものは1万円台から、高いものでも5万円程度と、ランドセルに比べると価格はかなりリーズナブルなのがメリットです。
ランドセルの重さは1200~1500g程度。軽さが売りの人工皮革でも1000gを超えますが、ランドセル型リュックは1000g以下のものがほとんどです。下記で紹介する中で一番軽量なものだと740gとかなり軽くなります。
ランドセルは革素材でできているため傷がつきにくく、型崩れを防止する芯材が入っているため型崩れの心配も少ないです。
一方ランドセル型リュックはポリエステルやナイロン、繊維会社と開発した独自素材などと商品によってさまざま。6年間使えるとされているものもあれば、数年で買い替えることを前提としたものもあり、商品によって耐久性は大きく異なります。
耐久性があるランドセルはクッションの役割をしてくれるのもメリットです。厚みもあるため万が一背中から転倒した場合、衝撃を和らげたり、頭が地面に打ち付けられるのを守ってくれます。
ランドセルもランドセル型リュックも、今はゲリラ豪雨対策として防水加工や撥水加工が施されているものがほとんどです。
ただ、商品や素材によって耐水の程度は変わってくるので、購入時にはどのパーツがどの程度の水濡れに耐えられるのかを確認しておきましょう。
ランドセルの容量は一般的に8~9L程度ですが、ランドセル型リュックの容量は13~15L程度かそれ以上と、ランドセルに比べるとかなりの大容量です。
生地に伸縮性がありポケットも豊富なので、週末や学期末の荷物の増減に対応できることもランドセル型リュックのメリットです。
ランドセル型リュックは容量が大きい分、生地や構造によって肩や腰に負荷がかかってしまうのがデメリットです。
一方今のランドセルは重い荷物を入れた場合でも一か所に偏ることなく負荷が分散されるような造りになっているため、荷物を入れることで引き締まって安定感が出ます。
それぞれの違いをふまえた上で結局どちらがいいのか、そ れぞれにおすすめの人をまとめてみました!
ランドセル型リュックの一番のメリットは収納力があることと価格がリーズナブルなこと。「手持ちの荷物を減らしてあげたい」「成長に合わせて買い替えも検討したい」と考えるママ・パパにぴったりです。
ただ、ランドセルと似せたデザインも出てきているものの、子どもたちが想像するランドセルの形とは異なってしまいます。ランドセルとは異なる点を伝えた上で、それでも良いかどうかを子どもに確認してから購入したいですね。
ランドセルの一番のメリットは重い荷物を入れても安定感があることです。ランドセルには背負い心地を重視するゆえに本体の重さも価格も上がっているという背景があるので、重さに囚われず、背負った時の感覚を比較してみることが大事なポイントになります。
また、ランドセル型リュックよりも耐久性が高いので、「6年間使えるものが欲しい」「やんちゃだからちょっとやそっとでは壊れないものがいい」というママ・パパにも最適です。
それでもやっぱりランドセル型リュックが気になる!というおやこのために、選び方について解説していきます。
通学かばん選びの一番大切なポイントは、「荷物を入れて背負った時にどう感じるか?」です。
背負った時に後ろにひっぱられてふらついたり、肩ベルトが肩に食い込んでしまうものはNG。
本体の軽さだけで選ぶと失敗しやすいので、荷物を入れても子どもがひとりで背負いやすく、背中全体で重さを分散して支えられるものを選びましょう。
小学校で主に使われているA4フラットファイル対応サイズ(23.3cm×31cm)が入るかどうかもチェックしておきましょう。
A4フラットファイルとは、穴を開けたA4プリントを閉じられるファイルのこと。A4クリアファイル対応だとフラットファイルは斜めにしないと入らなくなるので、間違えないように注意が必要です。
安くても数年でヘタってボロボロになってしまったとなるのはもったいないですよね。
中には数年での買い替えを想定したリュックもあるので、耐久性を上げるためにどんな生地を使用しているのか、型崩れはないか、万が一壊れた場合の保証はどこまで対応しているのか、も確認しておくと安心です。
ではここからは編集部がおすすめするランドセル代わりに使えるリュックを8点の魅力を、気になる価格や重さ、生地、容量の情報と一緒に紹介します!
ランドセル型リュックの元祖ともいえる「ランリック(ランリュック)」。
大切な子どもを交通事故から守りたいという想いから、1968年に京都の学生用品販売会社マルヤスが製造したものです。
改良を重ねた「ランリックⅡ」は幅の広いクッション付きの肩ベルトに、肩ベルトが広がりすぎないようキープするチェストストラップも付き。3か所に施された反射テープが子どもの通学の安全を守ります。
「BEAMS(ビームス)」のキッズレーベル「BEAMS mini(ビームス ミニ)」ともコラボしているRAKURI(ラクリ)。厚みのある立体的な背当てや、成長に合わせて調整可能なベルトが身体への負担を分散。子どもがラクに背負える機能とおしゃれなデザインが人気の理由です。
環境にも子どもにも優しいランドセルとして発売されたNuLAND(ニューランド)。ブックバンドで負荷を体幹に集めることで重さを感じにくい構造に、耐水や撥水加工、蒸れを考えた背面メッシュ生地など、毎日の使い心地を考えた機能性の高さにも注目です。
日本のアウトドアメーカー「モンベル(mont-bell) 」のわんパック。肩幅や体型に合わせて自由にフィットするフレキシブルショルダーベルトに、水濡れにも強い素材を採用。背面と底面にパネルが入っているため自立し、型くずれを防いでくれます。
ランドセルの代わりとして人気が高い、アメリカのアウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)」のロングセラーモデルのリュック。21Lの大容量に型崩れしにくいボックス形、濡れや汚れに強い高強度生地だから、毎日の通学にも安心です。
国内メーカー「ダイワホーサン」が帝人や信州大学繊維学部と連携して創り上げたRD-24。オリジナル生地「テグラン」を使用したリュックは耐久性が高く、6年間安心して使えると評判。持ち手付きの2WAYで、11色から選べるカラーも魅力です。
メッセンジャーバッグのメーカーFREDRIKPACKERS(フレドリックパッカーズ)とビームスが商品開発を行ったバッグパック。
撥水素材やリフレクター、ナスカンなど機能性にすぐれながらも、「ランドセル見え」するデザインにこだわって作られています。シンプルで軽いうえに、デザイン性の高さも魅力。
人気子ども服ブランド「メゾピアノ」にもランドセル型リュックがあるんです♡
A4フラットファイル対応・カブセの裏側には時間割を入れるスペースもあったりと、ランドセルの代わりになる機能が充実しています。
カラーはブラックとピンクの2種類。子どものお好みで選んでくださいね。
ランドセル型リュックも気になるけれど、やっぱり子どもの通学かばんといえばランドセル!という人に、ランドセルのデメリットでもある重さと価格をカバーした、軽くてリーズナブルなランドセルを2点紹介します。
天使のはねでお馴染みの「セイバン」の低価格モデルとして人気のユアメイト ハンナ。マチ幅12㎝の大容量に、天使のはねや3D肩ベルトといった機能で背負い心地も抜群!安心の6年間修理無料保証付きです。
軽くて丈夫なランドセルが魅力の「ふわりぃ」の低価格モデルマイフレンド。ふわりぃ肩ひもやふわりぃクッションなど人気の機能を搭載しながらも価格は3万円台ととってもリーズナブル。コンパクトながらもA4フラットファイルや、タブレットPCにも対応しています。
スタンダードなランドセルながら、2万円以下という圧倒的なコストパフォーマンスの高さが人気のツバメランドセル。
1100gの軽さ、子どもの負担を軽減する背中のクッション機能、近年増えているタブレットの持ち帰りにも対応など、機能性も◎。なんと6年間補償です!
***
ランドセル型リュックは商品によって機能性にも大きく差があるため、試着をするのがおすすめです。ストアが近くにない場合はレンタルサービスを利用したり、試着ができない場合は口コミをしっかり調査した上で購入すると後悔も少なくなりそう!
紹介したメリット・デメリットを参考に、子どもにぴったりな通学かばんを選んでくださいね。
※紹介している商品は、ごっこランドtimesで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。
※記載の情報や価格については執筆当時のものです。価格の変更の可能性、また、送料やキャンペーン、割引、クーポン等は考慮しておりませんので、ご了承ください。
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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