礼儀と強さを育む！子どもの空手、始める年齢と教室選びのコツ

最適な年齢と入門前のポイント

空手を習い始めるのに明確な決まりはありませんが、多くの教室では早くて3～4歳頃から入門できます。

しかし、空手は挨拶や正座といった礼儀作法、複雑な動作、先生の指示の理解など、知的能力や身体能力が必要な要素が多く含まれます。練習を楽しく続け、空手の奥深さを理解し始めるには、知能と身体能力が発達してくる5歳頃から始めることがおすすめです。

教室によって入門できる年齢が異なるため、事前に問い合わせて確認しましょう。年齢が低く判断に迷う場合は、入会前に体験入門をさせてあげて、お子さんが空手を心から楽しめるかを見極めてあげてください。

月謝は3,000円から8,000円程度が相場です。学校の体育館など公共施設を利用している教室は安価な傾向にあり、専用道場を持っている場合は高くなることが多いです。

月謝の他に、入会金（5,000～10,000円程度）や年会費（10,000円程度）がかかります。また、道着は上下セットで10,000円程度、手足のサポーターは3,000～6,000円程度が必要です。サポーターは大会基準を満たしたものが必要な場合があるため、教室指定のものを購入しましょう。

空手には、直接打撃を行う「フルコンタクト空手」と、防具を付け接触を避ける「寸止め空手」があります。身体を鍛えることを重視するのか、型の練習を重視するのかなど、お子さんに合う種類を体験して比較検討しましょう。

習熟度を上げるために週に2～3回通うことが多い習い事です。他の習い事との兼ね合いや、教室の場所が通いやすいかを必ず確認しておきましょう。

教室によって先生の指導方針や雰囲気が大きく異なります。体験入門を通じて、お子さんがその教室の雰囲気や先生との相性を確かめることが、長続きの秘訣です。

空手は身体を強くするだけでなく、挨拶などの礼儀作法も身につくため、習わせてよかったと感じる保護者の方が多い人気の習い事です。

教室によって空手の種類や費用、指導方法に違いがありますので、今回ご紹介した内容を参考に、お子さんの性格や目標に合った空手教室を見つけて、前向きに挑戦させてあげてください。

（おやこのへや編集部）