目指せプロ野球選手！野球教室の始め方・費用と選び方のコツ

始める時期と子どもに合った練習レベルの選び方

野球を始めるタイミングは、選ぶ教室の形態によって異なります。

多くのチェーン展開しているスクールでは、年中・年長さんから入れる「幼児クラス」が用意されている一方、地域の少年野球チームは小学校1年生以降からの受け入れが一般的です。もし将来的にプロを目指すのであれば、基礎をしっかり固めるためにも、小学校低学年～中学年頃を目安に参加を検討し始めると良いでしょう。

また、教室を選ぶ際は「何のために通うのか」という目的を明確にすることが大切です。

もし運動不足の解消や体力作りが目的なら、「楽しく運動すること」を重視した和気あいあいとした雰囲気の教室がおすすめです。

逆に、本格的な技術向上を目指すのであれば、元プロ選手などの経験豊富な指導者が在籍しているチームを選びましょう。その際、過去の実績や、雨天でも練習できる室内練習場の有無などを事前に確認しておくと安心です。

次に、保護者の方が最も気になる費用面についてです。

一般的に、入会金として1万～5万円ほどがかかるのが相場です。さらに、グローブ、ユニフォーム、スパイク、バッグなどの道具一式を揃える必要があり、特に硬式野球用の場合は総額で7万～10万円程度の購入費用がかかることをあらかじめ想定しておきましょう。

月謝は地域や教室によって幅がありますが、それ以外にも遠征費やチームの運営費などが別途かかる場合があります。入会してから「思ったより高い」とならないよう、初期費用以外のコストも事前にしっかり確認することが重要です。

また、費用に見合った指導環境かどうかもチェックポイントです。大人数での練習だけでなく、少人数レッスンや個人レッスンのある教室は、指導者の目が細部まで行き届くため着実な上達が見込めます。

中にはバッティングのみの個別練習枠を設けているところもあるため、お子さまの課題に合った練習ができるかどうかも比較してみてください。

野球教室は数が多いからこそ、教室選びで迷うことも多いでしょう。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、まずはお子さま本人が「続けたい！」と思えるかどうかを確認することが大切です。

必ず入会前に体験教室へ参加し、お子さまの成長とやる気にぴったりの教室を見つけて、楽しく野球ライフをスタートさせてくださいね。

（おやこのへや編集部）