まずは各パーツの名前を知ることから始めましょう。 外側の「枠」、珠を通す縦の棒を「桁(けた)」、珠を上下に分ける横の棒を「梁(はり)」と呼びます。
梁にある黒い点は「定位点」といって、位取りの目印になる大切なものです。 また、梁の下にある4つの珠は「1珠」、上にある1つの珠は「5珠」と呼ばれ、5珠はひとつで「5」の数を表します。
計算を始める前には、珠を正しい位置に戻して「ゼロ」の状態にします。 これを「ご破算(ごはさん)」と言います。1珠をすべて下げ、5珠をすべて上げた状態がスタート地点です。
「願いましては」という掛け声は、このご破算の合図の略語だといわれています。 毎回カチャッと珠を整えることで、気持ちを切り替えて計算に集中する準備をしましょう。
珠を動かすときは、親指と人差し指の2本を使うのが基本です。 1から4までは、親指で上げて「足す」、人差し指で下げて「引く」動作をします。
一方、5珠は人差し指だけで上げ下げを行います。 6から9の数字は「5といくつ」という考え方で表すため、5珠と1珠を同時に動かして作ります。
置き方を覚えたら、簡単な一桁の足し算に挑戦です。 「1+2」なら、まず1を置き、そこに2つの珠を足し上げます。
「5+3」なら、5珠を下ろした後に3つの1珠を上げます。 ここでは正解することよりも、指をスムーズに動かすことや、珠の動きを目で見て数をイメージすることを大切にしてください。
そろばんは、指先を使うことで脳に良い刺激を与え、計算以外の能力も伸ばしてくれるといわれています。 ぜひおやこで楽しみながら、そろばんの世界に触れてみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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