子どもが食べ物をよく噛むことで得られるメリット6つ

子どもが食べ物をよく噛むことで得られるメリット6つ
現代では食生活の変化により、柔らかい食べ物が溢れています。そのため、固い食べ物を食べられない、よく噛むことができないという子どもが増えているようです。よく噛むことは子どもの発達に大きな影響を与えてくれます。この記事では、子どもが食べ物をよく噛むことで得られるメリットについて紹介します。
目次

よく噛むことで得られるメリット

食べ物をよく噛むことで得られる6つのメリットを紹介します。

肥満予防

よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。子どもの頃からよく噛むことを習慣づけておくと、将来の肥満予防にも繋がります。

虫歯予防

よく噛むことで唾液が分泌されます。唾液には口の中を洗い流してくれる作用や、抗菌・殺菌作用があり、虫歯予防に役立ちます。

歯並びがよくなる

よく噛むと顎が発達し、歯並びがよくなります。歯並びがよいと発音もよくなります。

消化吸収がよくなる

よく噛むことで唾液が分泌され、食べ物の消化吸収がよくなり胃腸の負担が減ります。

脳の発達

よく噛むことで脳が刺激され、脳を活性化し、記憶力や集中力を高めます。また、よく噛むことで幸せホルモンともいわれるセロトニンというホルモンの分泌を促します。セロトニンは気持ちの安定やストレスの軽減に役立ちます。

味覚の発達

よく噛んで味わうことで食べ物本来の味が分かるようになり、味覚が発達します。

よく噛んで食べるためのポイント

よく噛んで食べるためのポイントを2つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ゆっくり食べる

急いで食べるとよく噛まずに飲み込んでしまいがちです。食事をする時はゆっくりと噛みしめて、味わいながら食べましょう。 目安としてひと口30回噛むように心がけましょう。30回噛むことは意識しないとなかなか難しいですよ。また、歯応えのある食材を取り入れるのもおすすめです。根菜やきのこ類などの食物繊維が豊富な食材は、よく噛まないと飲み込めないため自然に噛む回数が増えるでしょう。

水分で流し込むようにして食べない

食べ物が口に入っている時は、飲み物や汁物などの水分を摂らないようにしましょう。水分で流し込むように食べると噛む回数が少なくなり、消化にもよくありません。

よく噛んで健康になろう!

よく噛むことで、子どもの健康にうれしいさまざまなメリットが得られます。毎日の食事で意識して、よく噛むことを習慣化させましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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執筆者

管理栄養士 haya

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