管理栄養士が教える!子どもの毎日に取り入れたい「まごわやさしい」

管理栄養士が教える!子どもの毎日に取り入れたい「まごわやさしい」
みなさんは「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?なんとなく聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 この記事では「まごわやさしい」とはなんなのか、食材の詳しい解説もするのでぜひ参考にしてください。
目次

「まごわやさしい」は、栄養バランスのよい健康的な食生活を心がけるために、毎日摂りたい食材の頭文字をつなげた言葉です。

「まごわやさしい」について理解し、子どもの食事に取り入れてみましょう。

「まごわやさしい」はなぜいいの?

「まごわやさしい」の食材は栄養価が高く、毎日の食事に取り入れることで自然と栄養バランスがよくなります。食事の栄養バランスが整うことで、子どもの成長に欠かせない栄養素をしっかりと補うことができます。

また、子どものころから「まごわやさしい」を意識した食生活を送ることで、健康的な食習慣が形成され将来の生活習慣病予防に役立ちます。

「まごわやさしい」の食材解説

「まごわやさしい」の食材は和食には欠かせない食材たちです。

「まごわやさしい」が表すそれぞれの食材を詳しく解説します。

ま=まめ類

「ま」はまめ類のことで、大豆や納豆・豆腐などの食品があります。 まめ類には植物性たんぱく質が豊富に含まれていて、生活習慣病予防に効果があります。

ご=ごま

「ご」はごまのことです。 アーモンドやピーナッツ、くりやぎんなんなどもこの中に含まれます。

ごまはたんぱく質・脂質のほか、子どもが不足しがちなビタミン・ミネラルも補えます。 刻んだりすりつぶしたりすることで栄養の吸収もよくなります。

わ=わかめなどの海藻類

「わ」はわかめなどの海藻類のことです。 わかめのほかにひじきやのり、昆布などがあります。

海藻類は子どもの成長に欠かせないミネラルが豊富で、食物繊維も豊富なので便秘解消に役立ちます。 乾燥わかめをみそ汁に入れたり、おにぎりにのりを巻いたりして積極的に取り入れましょう。

や=野菜

「や」は野菜のことで、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが含まれています。 緑黄色野菜・淡色野菜などさまざまな種類を取り入れましょう。 1日の野菜摂取目安量は350gといわれています。

煮たり炒めたりすると量が減り、野菜をたくさん食べられますよ。

さ=魚

「さ」は魚のことで、子どもの成長に欠かせない重要なたんぱく質源です。 特に青魚に含まれるDHA・EPAは、子どもの脳の発達に役立つため積極的に取り入れたいです。

し=しいたけなどのきのこ類

「し」はしいたけなどのきのこ類のことです。 しいたけに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収率を高め、骨を強くします。

い=いも類

「い」はいも類のことでじゃがいもやさつまいも、里いもなどがあります。 いも類は炭水化物が豊富で、たくさん動く子どもたちの重要なエネルギー源になります。

「まごわやさしい」を合言葉にして、おやこで健康的な食生活を送ろう!

「まごわやさしい」の食材を毎日の食生活に取り入れることで、さまざまなメリットを得られます。 子どもだけではなく大人も健康になれるので、おやこで習慣化できるとよいですね。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

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