「まごわやさしい」は、栄養バランスのよい健康的な食生活を心がけるために、毎日摂りたい食材の頭文字をつなげた言葉です。
「まごわやさしい」について理解し、子どもの食事に取り入れてみましょう。
「まごわやさしい」の食材は栄養価が高く、毎日の食事に取り入れることで自然と栄養バランスがよくなります。食事の栄養バランスが整うことで、子どもの成長に欠かせない栄養素をしっかりと補うことができます。
また、子どものころから「まごわやさしい」を意識した食生活を送ることで、健康的な食習慣が形成され将来の生活習慣病予防に役立ちます。
「まごわやさしい」の食材は和食には欠かせない食材たちです。
「まごわやさしい」が表すそれぞれの食材を詳しく解説します。
「ま」はまめ類のことで、大豆や納豆・豆腐などの食品があります。 まめ類には植物性たんぱく質が豊富に含まれていて、生活習慣病予防に効果があります。
「ご」はごまのことです。 アーモンドやピーナッツ、くりやぎんなんなどもこの中に含まれます。
ごまはたんぱく質・脂質のほか、子どもが不足しがちなビタミン・ミネラルも補えます。 刻んだりすりつぶしたりすることで栄養の吸収もよくなります。
「わ」はわかめなどの海藻類のことです。 わかめのほかにひじきやのり、昆布などがあります。
海藻類は子どもの成長に欠かせないミネラルが豊富で、食物繊維も豊富なので便秘解消に役立ちます。 乾燥わかめをみそ汁に入れたり、おにぎりにのりを巻いたりして積極的に取り入れましょう。
「や」は野菜のことで、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが含まれています。 緑黄色野菜・淡色野菜などさまざまな種類を取り入れましょう。 1日の野菜摂取目安量は350gといわれています。
煮たり炒めたりすると量が減り、野菜をたくさん食べられますよ。
「さ」は魚のことで、子どもの成長に欠かせない重要なたんぱく質源です。 特に青魚に含まれるDHA・EPAは、子どもの脳の発達に役立つため積極的に取り入れたいです。
「し」はしいたけなどのきのこ類のことです。 しいたけに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収率を高め、骨を強くします。
「い」はいも類のことでじゃがいもやさつまいも、里いもなどがあります。 いも類は炭水化物が豊富で、たくさん動く子どもたちの重要なエネルギー源になります。
「まごわやさしい」の食材を毎日の食生活に取り入れることで、さまざまなメリットを得られます。 子どもだけではなく大人も健康になれるので、おやこで習慣化できるとよいですね。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
「うちの子の食事量たりてる?多すぎ?」管理栄養士が教える、幼児食の献立の簡...
2020.10.26
元・保育園の栄養士がセレクト!子どもに人気の豚こま肉レシピ20選!1位はお...
2023.06.09
元・保育園栄養士がセレクト!子どもに人気のかぼちゃレシピ24選!チーズやバ...
2023.09.03
【ウインナーの飾り切り】食べやすくてかわいい!デコ苦手さんにもおすすめ!"...
2022.03.03
幼児食にカット野菜を使っても大丈夫?カット野菜の栄養について
2025.09.19
簡単&かわいい【ロールサンド】のアイデア7選!片手で食べられてお花見やお弁...
2022.03.17
元保育園の栄養士がセレクト!子どもが喜ぶなすレシピ22選!なす嫌いでも食べ...
2023.05.24
【栄養士が解説】保温弁当箱の食中毒の危険性はどのくらい?傷む理由や安全な使...
2023.10.02
幼児食にも使えるうどんのレシピ10選!元・保育園栄養士が温かい&冷たいうど...
2023.07.12
子どもに人気の鶏もも肉レシピ24選!元・保育園栄養士が簡単レシピを紹介♪
2023.05.18