2020年、おうちで過ごす時間が多くなった子どもたち。
春にコロナウイルスによる緊急事態宣言。
外出自粛期間が明けた後も、なかなか以前のように外遊びに出かけられず、さらに梅雨の長雨と猛暑、そして台風の季節に突入。
日が暮れるのも早くなり…ここから冬にかけても、まだまだおうち時間は続きそうですね。
そんな中、室内遊びもマンネリになってきて、フラストレーションもたまり、きょうだいゲンカもしばしば…。
どうにかおうちの中でもからだを動かして発散しながら楽しめるものはないかなと考えていたときに、総合スポーツメーカー「ミズノ」が開発したグッズを発見!
なんでも幼児期にやっておきたい「36の動き」が遊びながら体験できるように、いろいろ考えられているらしい…。
お試ししたのは「あそりーとGoods」
「子どもの成長に必要な36の動き」を遊びながら楽しく経験できるように、ミズノがプレイリーダーと共に開発した運動あそびグッズ。
子どもの好奇心を刺激する、できるだけ多くの動きを体験できる遊びを提案するグッズなのです。
運動あそびという響きが絶妙に楽しそうに感じますね。そして、「あそぶ」と「アスリート」をかけているネーミングもおもしろい!
人の動きは36パターンに分類される「基本動作」から構成されていて、それを幼児期に身につけることで、将来いろいろなことにチャレンジできるようになるそうです。
改めて見てみると、確かに意識しないと経験できない動きも多いので、遊びながら身につくなんてとてもありがたいと思いました。
現在全部で7種類ある「あそりーとGoods」。
届いて段ボールを開いた瞬間から、子どもたちも「かわいい!」と大盛り上がり♪
カラフルでポップなパッケージやグッズのデザインに、大人もワクワク♪♪ほかにあまりなさそうな見た目で、なんだかとっても楽しそうです!
また、子どもに危なくないよう素材にも配慮されていて、どれも柔らかくあたりがソフト。怪我の心配が少ないものばかり。これはおうち遊びにもぴったり!
さっそく、わが家で特にヒットした4つのアイテムをピックアップしてご紹介します。
※わが家の子どもたちは、現在5歳で年中の長女、3歳で年少の長男のきょうだいです。
空気を入れて使用するソフトなラケット。打球をとらえやすいように、持ち手を短く打球面が広い。「打つ動き」で、からだと道具、打つ物の「位置関係をつかむ力」が身につく。対象年齢4歳以上。
【経験できる主な動き】はこぶ・ふる・うつ
小さな手でもつかんで投げやすい突起がついたボール。「投げる動き」で、からだの力をうまくボールに伝える感覚が身につきます。対象年齢4歳以上
【経験できる主な動き】なげる
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まず、ラケットでボールを打つことからトライしてみましたが、子どもにとって、狙いを定めて打つ・取ることがこんなにも難しいとは思いませんでした…。
大人の感覚では、ボールの軌道に合わせて、どこで打つか、受け取るかは自然と体を動かして調整するのですが、幼児はそれがまったくできない!という衝撃…。
ボールだけでキャッチボールをするのも、3歳と5歳の子どもたちにはまだまだ難しかったようです。これは、確かにこれは体験が必要だなと実感!
とはいえ、できないことを続けても子どもたちはムッとしてしまうので、まずは初級編のボール運びから。
ころころ転がるボールを落ちないように気をつけながら、バランスをとってソファーの周りを一周する遊びにチャレンジ!
ゴールとして洗濯かごを設置して、ポイっとシュートする遊びで盛り上がりました。
3歳の息子は、ひたすらボールを追いかけて蹴ることに夢中でした。
最初はボールとからだの位置関係がつかめなくて、スカッとカラ蹴りになっていたのが上手に蹴られるようになってきて、一人サッカーを楽しんでいました。
パパとママがラケットで打ち合いをしているのを見て、やりたい気持ちは盛り上がってきたので、まずは、床に置いたボールを打つ遊びから慣れてもらいたいなと思います。
サッカーのように蹴りあったり、ぞうきんがけのように床を押してすべらせたり。円柱型でコントロールしやすく、少ない力でも滑りやすい素材です。「蹴る」動きは股関節の使い方を習得し、体の芯に力をいれる感覚が身につきます。対象年齢4歳以上
【経験できる主な動き】ける・おす・すべる
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こちらは円盤型の「キックルパッド」。どうやって遊ぶのでしょう?と思っていたら…
ボールと違い、ころころ動かないので、狙いを定めて豪快に蹴ることができました!これは、最高にストレス発散!とばかり力いっぱい楽しんだ子どもたち。
そして、ぞうきんがけ遊び!
抵抗なくよく滑るので、ソファーの周りを高速回転していました。
低重心で足を蹴って進む練習には効果的ですね。
その後も、独自の遊びを考案していた娘。両足にパッドを載せてバランスを取ったり、お腹の下に入れて体のバランスを取ったり、立てて転がしたり…。
柔らかくて軽い素材かつ安定感もあるので、遊びが広がるようでした。これは、「ける」力だけではない力も育めるかもしれませんね。
まんまるに近い形状のゆっくりまっすぐ落ちる風船。中にスーパーボールを入れると重心が変わって不規則にもなります。風船をキャッチする「とる」動きは、いろいろな運動のベースにある動き。目でしっかりとらえてつかまえることができます。対象年齢3歳以上。
【経験できる主な動き】はこぶ・まわる・なげる・とる
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朝起きて、大きな風船に大興奮の2人。早速風船投げが始まりました!
ぱんぱんに膨らませると直径45㎝ほどにもなる伸びる風船。子どもたちは目いっぱい腕を広げてキャッチしていました。
普通の風船とは違い重さと大きさがあるので、しっかり抱えて投げられ、ゆっくり落下するのをよく見ることができるので、「投げる」「取る」が小さな子どもでも簡単にできます。
こんな感じで、風船をしっかり見て手を広げて待っています!
パパと風船キャッチボールもすぐにできるようになりました。普通のボールや風船では、難しくてすぐにはできないキャッチボールができるので、とる練習に最適です。とっても楽しんでいました。
そして、このキャッチンバブルスは対象年齢も3歳からで、息子も存分に楽しめました。
お友だちと一緒に、ベッドの上ではオーバーヘッドキックに挑戦!はしゃぎ過ぎて、汗だく・電池切れとなり、めったにしないお昼寝までしました。
風船は口を結ばず輪ゴムで留めることで何度も遊べます。一度空気を抜いて保管もできるのがうれしい限り。
ふわふわ大きく、ちょっと場所は取るので、一時的に空気を抜いてしまったら、子どもたちから大クレーム!割らないように、大事に遊びたいなと思えたアイテムでした。
子どもたちが使っている様子をを見て、よく考えると「道具を使って体を動かすことをあまりしてこなかったな」と思いました。「幼少期にやっておくべき36の動き」のうち、道具を使っての操作性動作が一番多いので、体験していくことは大切ですね。
子どもなりに力の入れ方や加減を工夫して遊んでいる様子をみて、試行錯誤してがんばってみる力もついてきているのかなとも感じました。
推奨通りに使うのはまだまだ難しかったのですが、子どもたちが自分で面白い遊び方を考えて楽しんでいる様子にも頼もしさも感じました。
こちらは「プレイスカーフ」。
揺らしたり、くぐったり、しっぽ取りを楽しむスカーフで、お化けになってみたり…
風船がサーキュレーターの上でふわふわと踊るのを楽しんだり…。
想像力は無限大!幅広く可能性が広がるアイテム、これからも使い続けて子どもたちの成長を見ていきたいと思っています。
ご紹介したあそりーとグッズは、ミズノ公式オンラインショップで購入できます。
協力/ミズノ株式会社
ライター 赤司 陽子
大学卒業後、製薬会社での勤務を経て、大手教育関連企業に転職。約10年間幼児教育・小学生教育事業に携わる。その後夫の海外赴任に随行し、アメリカで出産・育児を経験。多様な価値観に触れる。帰国後、フリーのプランナー・エディター・ライターとして活動中。現在、5歳女子・3歳男子の年子育児に奮闘中。
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