【キャンドゥ】100円でプラネタリウム⁉子どもの寝かしつけにもピッタリのアイテム発見!
子どもに早寝早起きを習慣づけたいという思いは、どのママ・パパにも共通するもの。
ただ、成長と共に体力がついてくると、なかなか眠くならなかったり、遊びたい気持ちが勝ってしまうことも。さらに保育園に通っていると、お昼寝をするので、夜遅くまで目が冴えて元気いっぱい…という子も多いですよね。
どうしたら、スムーズに寝室に行き、できるだけ早く眠りに入れるのか。これまで「おやこのくふう」で紹介した記事の中から、そのヒントを紹介します。
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まず、オススメしたいのが寝室で楽しむ"おうちプラネタリウム"。
100円ショップ「CanDo(キャンドゥ)」には、おうちでプラネタリウム気分を楽しめる「プラネタリウムボックス」(110円・税込)という商品があります。
子どもでも簡単に組み立てられるボックスを作り、夜、寝る時間になったら、スマートフォンをライトモードで点灯し、ボックスにIN!
暗闇の壁や天井に星柄が浮かび上がります。簡単な装置ですが、子どもも大喜び間違いなし♪「キレイだね〜」と天井を眺めている間に自然と睡眠モードに入れます。
▼1分で完成するキャンドゥのおすすめ「おうちプラネタリウム」
さらにカラフルな星や実在する星座を楽しめる「おうちプラネタリウム」も作ってみました!
材料は「ダイソー」で手に入れた100円グッズ4個だけ。紙箱、カラーセロハン、アルミ皿、電池式ライト…たった440円で、2つの星空が楽しめる欲張りなプラネタリウムが完成!
星型に切り抜き、カラーセロハンを貼った紙箱をライトにかぶせば、カラフルでポップな星が浮かび上がり、子どもから歓声が上がるはず。
興奮してはしゃぎそうになったら、「シーッ」と指を口に当て、箱の中にライトを入れてキリなどで穴を開けたアルミホイルのふたを。すると、今度はプラネタリウムのような白い点が天井に広がり、静かな雰囲気に。「夜空みたいだね」「あの星はなんだろう?」などと小声で囁いているうちに睡魔が訪れてくれるはずです。
▼「おうちプラネタリウム」が100均アイテムで手作りできる!
お次は定番の絵本の読み聞かせ。入眠をうながす絵本の中から編集部おすすめを紹介します。
2019年に韓国で発売された途端、「子どもが寝てくれる!」と賞賛の声が広がり、発売1か月で2万部を売り上げたベストセラー絵本。昨秋、日本でも発売され、大きな話題となりました。
主人公は、夜、ママとベッドに入って眠りにつこうとしている女の子。「ねむねむさんは今日も来るの?」とママに尋ねます。ねむねむさんとは、表紙を飾る、なんとも愛らしいキャラクターのこと。そのショルダーバッグの中は、子どもたちに配る夢でいっぱいです。ただ、ねむねむさんは、ちゃんと目を閉じるまで来てくれません。なかなか寝床に入ろうとしない子どもと寝かしつけに悩むママ・パパを救ってくれる1冊です。
『ねむねむさんがやってくる 眠りが訪れる話』
作/絵:ユ・ヒジン 訳:中井はるの
価格:単行本1,426円(税込)/Kindle版(電子書籍)1,140円(税込)
発行:世界⽂化社
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▼6歳と4歳の兄弟が読んでみたら…
好奇心旺盛でいろんなことに疑問をもつ、ちょっぴり生意気でかわいいカエルくんが主役の大人気絵本シリーズの第4弾。
「カエルやめる」「大人になりたくない」「なんにもしたくない」と、さまざまな駄々をこねてカエルパパを困らせてきたカエルくんが「寝たくない!」と言い出します。しかも、"ああ言えばこう言う"口達者なカエルくんに付き合ってくれる楽観的なカエルパパが今回はいない…!?
カエル親子の陽気な掛け合いがテンポよく、「眠り」がテーマなので、寝る前の読み聞かせにもピッタリ!思ったことを何でもストレートに言えるカエルくんに清々しさを覚えつつ、肩の力を抜いて楽しめます。
『オレ、ねたくないからねない』
文:デヴ・ペティ 絵:マイク・ボルト 訳:こばやしけんたろう
価格:1,760円(税込)
発行:マイクロマガジン社
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イギリス発の"読むだけで健やかな眠りに誘われる魔法の絵本"。約20年にわたり睡眠を研究してきた睡眠科学の専門家が童話作家とタッグを組んで編み出した、約8割の子どもが眠たくなる5つの物語が収録されています。
その特長は、「物語の途中で、読者側にイメージさせる」「リラックスを促す」「心を整えるマインドフルネス」という3つの要素を取り入れていること。美しいイラストとリズムある物語が、五感を働かせたイメージを喚起し、頭・からだ・こころをリラックスさせてくれます。日本語版は夜泣き専門保育士の清水悦子さんが監修しているので、寝かしつけに悩むママ・パパへのプレゼントにもピッタリです。
『ねむたい こいし~読むだけで眠たくなる絵本』
著:アリス・グレゴリー クリスティ・カークパトリック
イラスト:エレノア・ハーディマン
訳:鹿田昌美 監修:清水悦子
価格:単行本1,760円(税込)/Kindle版(電子書籍)1,672円(税込)
発行:かんき出版
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2018年に北欧のデンマークで出版され、ベストセラーとなった寝かしつけ絵本です。「北欧の幼児教育」と「瞑想の呼吸法」を元にした仕掛けが随所に散りばめられ、読み聞かせると子どもがあっという間にリラックスした深い眠りに落ちます。絵本を読んでもらっている子どもが、くまのシュッカに抱かれて、眠りの森へと誘われるストーリー。
素朴で愛らしいキャラクターと、子どもたちに語りかける愛に満ちた言葉の数々が魅力です。普段は照れくさくてなかなか口に出せない一言も、絵本を通して自然に伝えることができます。読んでいるママパパもいつの間にか優しい気持ちになれて、心が穏やかに整います。
『よるくまシュッカ』
著:エミリー・メルゴー・ヤコブセン 翻訳:中村冬美
価格:単行本2,090円(税込)
発行:百万年書房
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▼シリーズ第2弾も発売!3歳児に読み聞かせてみたところ…
「静」の作戦がどうしてもうまくいかないときは、発想を切り替えて「動」に舵を切り、たっぷり体を動かして「バタンキュー」を狙う作戦はいかが?
100円ショップのSeria(セリア)の「プールスティック」は本来はその浮力を生かしてプールで使う約120cmの細長い棒ですが、水泳の練習だけでなく「おうち遊びにも使える!」と最近話題のスグレモノ。
1本だけでも「リンボー遊び」や「平均台&ドンジャンケン」など、さまざまな室内遊びに使えます。何本か購入し、ハシゴのように組み立てれば、アスレッチックやハードルに早変わり。
たっぷり体を動かした後は、縦にカットしたプールスティックの両端を二人でもち、高低差をつけてビー玉を転がす「ビー玉シーソー」でクールダウン。これできっとすんなり眠ってくれるはず…!
▼体力を持て余した兄弟がたっぷりエネルギー消費!
なかなか寝つかない子どもを眠らせるためのアイデアを挙げてきましたが、子どもコンサルトの原坂一郎さんによると、「夜は早く寝かせなきゃ」「朝は早く起こさなきゃ…」と気にしすぎて親がストレスを抱える必要はないとのこと。
子どもの睡眠には個性があり、わざわざ親が促さなくても自分から寝る子どももいれば、夜遅くまで眠くならない子どももいます。「何時に寝たか」だけでなく、「何時間眠れたか」も念頭に置き、たくさん寝すぎた日の翌日は、多少少なくてもOKというように、睡眠時間を2日単位で柔軟にとらえることが大切だそう。
また、寝るまでのルーティンを決めるのも効果あり。親も一緒に布団に入り、枕元で絵本を読んであげれば、早ければ1か月くらいで早寝の習慣がつくといいます。
たっぷり寝ないとダメな子どももいれば、少ない睡眠でも平気な子どももいます。親にはどうしようもない部分も多いので、あまり気にしすぎず、おおらかに構えていればよいとのこと。そう聞くと、親としては少し気持ちが軽くなりますね。
▼早く寝ることより大切なことがある!
***
秋の夜長は、早めに就寝し、暖かい布団でぬくぬく絵本の世界を楽しむのも幸せな時間。その一方で、寒空に浮かんだ美しい月を眺めたり、みんなで好きな映画を観たり、音楽を聴いたりするのも楽しいひとときです。
早寝早起きは健康のために大切なことですが、寝かしつけることだけに固執してイライラするのはもったいない! ぜひ、家族で静かな夜の時間を満喫して、自然によい眠りにつける方法を探してみてください。
ライター 福田チヅコ
主として大手通信教育会社にて未就学児や小学生向けの教材や告知物の編集・原稿執筆を担当。
その他、女性誌やWEBでインタビューや対談記事を手がけている。
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