【プロが指南】そろそろ補助輪なしで自転車に乗らせたい…1時間で子どもがスイスイ走れるようになる上達のコツを聞いてみた
そろそろ子どもに自転車ののりかたを教えてあげたい!そんなときにどんな自転車を買ってあげればいいのか、いまいちよくわからないですよね…。
かっこいい自転車なら好みのデザインで選べばいいですが、そもそも上達が早くておすすめな自転車ってあるのでしょうか?
そんな悩みについて、今回は自転車の乗り方指導している『自転車に乗れるようになる教室〜ノレタキッズ〜』の代表・和田光弘さんに答えてもらいました!
『自転車に乗れるようになる教室〜ノレタキッズ〜』は、都内で子どもを中心にマンツーマンの指導をしている自転車教室。
1時間ほどの指導で補助輪なしでも自転車に乗れるようになる子どもが続出しているのだとか!
代表の和田さんはノレタキッズで延べ300人以上の子どもに指導してきた実績があります。
今回はこれまでの経験をもとに、自転車上達にも直結する「自転車の選び方」についてポイントをうかがいました!
自転車を選ぶ時のポイントといえばどんなことが思い浮かぶでしょうか?
和田さんからは選ぶときにおさえておきたい具体的な4つの回答がありました!
和田さんによると、一番のポイントは「軽さ」なのだそう。
自転車はペダルを漕ぎながらハンドルや重心でバランスを保って走る乗り物。
自転車が軽ければ自分自身の体勢を立て直すのは容易ですが、自転車が重いと立て直せずにこけたりハンドルが思うように動かせなかったりと事故の原因になってしまうのです。
大人であれば、前カゴに重い荷物を乗せて運転したとき思うようにハンドルがきれなくて危なかったという経験があるかもしれません。
ですから、泥除けやカゴなどのパーツがついていない軽くてシンプルなデザインの自転車を選ぶのがおすすめです。
意外と見落としなのがハンドルの形状。
ハンドルにはサドルに乗った時に手の位置がしっかり肘を伸ばして前傾姿勢になれるフラットなタイプと自分側に少しカーブを描いたタイプの2種類があります。
おすすめなのは、画像上のハンドルがフラットなタイプ。自転車に乗れるようになるためのコツは「自転車の中心」を理解することですが、フラットなタイプは握ったときに自然に前傾姿勢になり、バランスを取りやすくなります。
逆にカーブを描いているハンドルを握った場合、ハンドルを握った時の重心が自然に後ろになってしまい、バランスがとりにくくなるのだとか。
自転車選びで、最も気になるのが「サイズ選び」ではないでしょうか?
和田さんによると、子ども用の自転車を選ぶときは両足をついたときに「かかとが少し浮く程度」が理想なのだそう。
地面についたときに膝が曲がってしまうようなものは小さすぎです。
子どもの成長は早いですが、大きすぎるとハンドルにうまく手が届かなかったり、逆に小さすぎて漕ぎにくかったりすることも。適切な大きさのサイズを選んであげるようにしましょう。
必須ではありませんが、意外と見落としてしまいがちなのがメンテナンスのしやすさです。
例えばチェーン。子どもであればいつの間にかチェーンを手で触って真っ黒にしてしまうこともあるでしょうし、定期的に油をさす手間があります。
しかし、一部の自転車にはチェーンの代わりにゴムを採用しているモデルもあるのだとか。
ゴム製であれば触ってもオイルで手が真っ黒になることはありませんし、基本的にメンテナンスも不要です。
いくつかのおすすめポイントをあげてもらいましたが、これらを満たすようなおすすめの自転車あるのでしょうか…?
ずばり、おすすめの自転車について聞いたところ真っ先に挙がったのが台湾生まれのバイクブランド「VoomVoomBikes(ブンブンバイク)」。
先ほどのおすすめポイントで述べた「軽さ」「ハンドルの形状」「メンテナンスのしやすさ(チェーンがゴム製)」を満たしている「Kids Bike #6」は本格的に自転車に乗りたいという子どもにぴったり☆
サイズは16インチ(対象身長105〜130cm)なので、もし身長にあう場合はぜひ検討してみてくださいね。
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購入するモデル次第で上達の速度にも影響する自転車選び。 今回挙げたポイントはもちろんですが、それと同じくらい大切なのが、子ども自身がその自転車を気にいるかどうかです。
選ぶ時のポイントをおさえつつ、お気に入りの自転車が見つかったらそれはまさに運命!
お気に入りの自転車を使った練習は子ども自身のモチベーションアップにも繋がりますよ。
自転車購入後は自転車上達のためのノレタキッズのプログラムを参考に練習してみてくださいね!
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