レッドは、赤いクレヨン。 でも赤くぬるのは得意ではありません。
いちごも描けない、きいろくんと一緒に描いたオレンジはみどりいろ、れんしゅうしても、がんばってもできません。でもパープルさんに頼まれて海をぬったらとても上手に描けました! レッドは赤い紙を巻き「レッド」と書いてある青いクレヨンだったのです。
「あかじゃなくてあおなんだ!」とわかったレッドは、クジラや空を元気いっぱい描き出しました。
決めつけないで!みんな本当のよさがあるよ、ということに気付ける絵本です。
表紙をめくると最初に目に入るのが 「かぞくはいろいろ。いろんなかぞくがある。だいかぞくもあれば、ふたりっきりのかぞくもある。 すんでいるいえや、やすみのひのすごしかた、がっこうやしごとのことも、それぞれちがう。きみのかぞくは どんなかぞく?」という文章です。
この絵本の内容はこの文章がすべてです。
水彩画風の絵でさまざまな笑顔の家族が次々と登場します。お父さんだけの家、おじいちゃんやおばあちゃんとくらしている子、学校に行く子、家で勉強する子、学校が苦手な子、ペットを飼っている子。 そうぞうするだけなら自由だねとペガサスに乗っている子たちのところは、学級の子どもたちも大笑いでした。
「きょうのきみのかぞくはどうかな?」でしめくくられるこの本、休みの日の過ごし方やでかけるときなど、本当にそれぞれでいいんだな、と嬉しくなる絵本です。
絵を見ているだけでも楽しめますよ。
ニューヨークのセントラルパーク動物園での実話を描いた絵本です。
ロイとシロは二羽の男の子のヒゲペンギン。
おじぎをするのもいっしょ、歌をうたうのもいっしょ、いつも仲良くいっしょです。 でも他の仲間のように赤ちゃんペンギンが誕生しません。ロイとシロはみんなの真似をして石をあたためますが、もちろん変化はありません。
飼育員のグラムジーさんはそんな二羽を見て、他のペンギンが産み落とした卵をそっと置きます。二羽はかわるがわる卵をあたため、とうとう赤ちゃんがうまれます!それがタンゴです。 最近は「保育園でよんだよ!」という子どもも増えました。
家族っていいな、とほのぼのした気持ちになる絵本です。

絵本は子どもも大人も楽しめます。
幼稚園や保育園で借りたり、図書館で借りたりしてぜひいろいろな絵本に触れてみてくださいね。
ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、図書館司書、保育士免許)
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