ベビーベッドって本当に必要？メリット・デメリットをやさしく解説

ベビーベッドがもたらすメリット

赤ちゃんの寝かせ場所として人気のベビーベッド。導入する最大のメリットは、衛生面と利便性の高さです。

床に直接布団を敷くよりもホコリやダニ、花粉といったアレルゲンを避けやすく、赤ちゃんの敏感な肌や呼吸を守るうえでも安心です。また、オムツ替えなどのお世話も、立ったままスムーズにできるため、パパ・ママの腰への負担が軽減されるのも嬉しいポイント。

さらに、きょうだいやペットがいるご家庭では、ベビーベッドが赤ちゃんの「安全スペース」としても大きな役割を果たしてくれます。

もちろん、ベビーベッドにもデメリットはあります。

まず、購入にはある程度のコストがかかり、設置スペースも必要です。また、添い寝がしにくくなるため、夜間の授乳や寝かしつけが難しく感じる場合も。

さらに、ベッドのタイプによっては、赤ちゃんが動くようになると落下のリスクも考慮が必要です。安全面を確保するためには、ガードやマットの調整も忘れずに行いましょう。

「ベビーベッドはちょっとハードルが高いかも…」という方には、ベッドインベッドやコンパクトベッドなどの選択肢もあります。中には、衣装ケースや収納ボックスを活用して、簡易的に寝かせる工夫をするご家庭も。

ライフスタイルや住まいの広さ、授乳スタイルに合わせて、無理のない方法を選ぶことが大切です。

ベビーベッドを取り入れるかどうかは、家庭の環境や育児の方針によって答えが変わってきます。赤ちゃんの安全と快適さはもちろん、パパ・ママの負担を軽くできる選択を見つけることが何より大切です。

たくさんの情報に迷ってしまうこともあると思いますが、どんな選択でも「赤ちゃんのために」と思って選んだことなら、きっと正解。ご家庭にぴったりのスタイルが見つかりますように。

（おやこのへや編集部）