後悔しない幼稚園選び！入園までの流れと準備の4ステップ

1．入園させる時期を最初に検討

幼稚園によって、お子さんの受け入れ開始年齢は異なります。まずは、ご近所の幼稚園が何歳児から入園可能かを調べることが第一歩になるでしょう。

私立では満3歳児からの3年保育が主流ですが、満2歳児からの4年保育も増えているようです。公立は満4歳児からの2年保育が多いとされます。

ご家庭の状況やお子さんの発達状況を考慮し、いつから通わせるかを検討する必要があります。例えば、早く集団生活に慣れさせたい、自宅から近い園が良いなど、ご家庭の方針に合わせて時期を決めていくと良いかもしれません。

多くの私立幼稚園では、入園の1年前からプレ幼稚園（未就園児クラス）を実施しています。プレ幼稚園に参加すると、入園時の優先枠がある場合もあります。

園の情報はホームページや口コミでも得られますが、可能であれば実際に園を訪れて、雰囲気や教育方針を自分の目で確認することをおすすめします。

入園前年の6月〜9月頃に見学会、9月〜10月頃に説明会が開催され、ここで願書が配布されることが多いでしょう。そして、10月〜11月頃に願書提出と面接が行われる流れになるようです。

願書提出の期限に遅れると希望する園に入るのが難しくなるため、スケジュール管理はしっかり行いましょう。もし間に合わない場合は、追加募集の有無を園に確認するのもひとつの方法です。

園側に熱意が伝わる理由を考えておくことが大切です。「近いから」という理由だけでなく、見学時の印象や教育方針への共感などを整理しておきましょう。

お子さんの性格を伝える際は、短所を長所として伝えると印象が良くなります。例えば「おとなしい」→「慎重で落ち着いている」と表現するなどです。

園は親御さんがお子さんを理解し、大切に思っていることを見ています。飾らず素直に伝えられると良いでしょう。

幼稚園選びでは、ご家庭が子育てで何を大切にしているかをはっきりさせることがヒントになります。情報収集は早めに行い、実際に園を見て雰囲気を知る機会を大切にしてくださいね。

（おやこのへや編集部）