5歳児が好きな遊び10選|保育士が選ぶおすすめの室内遊び・外遊びとは

5歳児が好きな遊び10選|保育士が選ぶおすすめの室内遊び・外遊びとは
元気いっぱいな5歳児におすすめの遊びを、遊びのジャンル別に紹介します!室内で楽しめる集団遊びから外で思い切り体を動かせる運動・ルールのあるゲームまで、たっぷり10個集めました。子どもに人気の遊びや5歳児の発達にぴったりな遊びを、保育士ライターが解説します。
目次

就学を控えて、できることも増えて自信をつけてきている5歳児。
そんな5歳の子どもたちは、どんな遊びが好きなのでしょうか。保育士ライターが、5歳児の遊びを探しているママ・パパや、5歳児クラスを担当する保育士さんにもおすすめの遊びを10個紹介します♪

子どもたちに人気の遊びを中心に集めましたので、ぜひ参考にしてみてください!

5歳はどのような遊びが好き?

ルールや決まりを理解できるようになる5歳児は、友だちとの集団遊びを好みます。ルールのある遊びを通して、約束事を守りながら遊ぶ楽しさを知る時期と言えるでしょう。

周りとコミュニケーションを取りながら遊ぶので、遊びのなかで社会性や協調性も養われていきますよ。

また、知能や理解力も発達しているので言葉遊びも人気。クイズなどの頭を使う遊びの面白さも味わえるようになるでしょう。

手先も器用になるので、はさみや廃材を使った製作遊びを自由に楽しめるのも5歳児ならでは。手先を使う遊びを取り入れれば、脳の発達がさらに促されます。

5歳児と遊ぶときに気をつけることは?

口にものを入れることも減り、しっかりしてきたと感じる5歳児ですが、楽しく遊ぶためには、環境を適切に整備する必要があります。安全を考慮して危険なものを取り除くことはもちろん、ルールは分かりやすく設定するなどの配慮も必要です。

分かりやすいルールの例として、エリアは視覚的に分かるようにしたり、数量で勝ち負けを決定したりする方法があります。

ときには、負けて激しく怒ったり泣いたりする姿もあるかもしれません。負けることも悔しい気持ちも、成長のためには大切な経験です。

悔しかった思いを受け止め、自分で乗り越える練習ができるよう見守りながら必要に応じて援助しましょう。

【室内遊び】5歳向け|集団遊び・ゲーム3選

5歳児は少し頭を使うようなルールも楽しめるようになります。集団で取り組めて、子どもたちからの人気も高い遊びを3個紹介します♪

もうじゅうがり

「もうじゅうがりに行こうよ♪」と歌いながら、指定された猛獣名の文字数と同じ人数で集まるゲームです。

その日の子どもたちの人数で割り切れる文字数にしたり、周りの大人がうまく加わったりしながらグループができるように工夫しましょう。

ヤンバルクイナやガラパゴスオオトカゲのような長い名前の動物にすれば、子どもたちも必死に考えるので大盛り上がり間違いなし!

文字探しゲーム

1人1枚の新聞紙を用意し、文字がたくさん書かれている紙面のなかから指定された文字を探す速さを競うゲームです。

はじめは「あ」「1」などの簡単なものから始めるといいでしょう。「大」「小」などの簡単な漢字も出題すれば、漢字への興味を持つきっかけにもなります。

新聞紙ではなく部屋全体から探すゲームにすれば、宝探しのような要素も加わってさらに楽しめますよ。

巨大すごろく

足跡マークをたくさん用意し、床に並べます。人間自身がすごろくのコマとなり、サイコロの目の数だけ進みましょう。

盛り上がる秘訣は、マスの指示に工夫をすること。「歌を歌う」「片足バランスにチャレンジ」などは子どもたちにも分かりやすくておすすめです。

なかでも私の経験では、「決めポーズをする」「全力変顔をする」などが子どもたちに大人気でした。周りの人を笑わせる楽しさも知り始める5歳児ならではですね。

【室内遊び】5歳向け|体を動かす運動遊び2選

雨続きでも、室内でできる運動遊びはたくさんありますよ。5歳児におすすめの室内運動遊びを2個紹介します。

かごめかごめ

昔ながらのわらべうたですが、じつは今の子どもたちにも人気な遊びです。曲が終わったときに誰がどこにいるか分からないドキドキ感は、今も昔も変わらないのですね。

わらべうた特有のメロディやリズムも新鮮なようで、自分でも一生懸命覚えようとする姿もよく見られました。

同じ子どもばかりが鬼役にならないように、役割は適宜交代して楽しめるように配慮しましょう。

リトミック

リトミックというと堅苦しいイメージもありますが、音楽に合わせて体を動かすだけでも立派なリトミックと言えます。

音に合わせて動きを変化させ、音が止まったら動きも止めるリトミックは、集中力や運動能力を高める遊びとしても優秀です。

全身運動を通して体幹も鍛えられるので、ぜひ積極的に取り入れたいですね。

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【室内遊び】5歳向け|工作・制作遊び3選

5歳になれば手先も器用になるので、思い描いたものを作ることができます。楽しみながら創造力を高めていきましょう。

空気砲づくり

簡単な準備と仕組みで、身近な空気の存在に触れられる遊びとしておすすめです。作った後には実験遊びとして楽しめて、自然の不思議に興味を持つきっかけにもなるでしょう。

蚊取り線香などの煙を利用すれば空気の動きが目に見えるようになるので、ぜひ試してみてください。
「おやこのくふう」でも、ペットボトルを使ったハンディタイプの空気砲の作り方を紹介していますよ♪

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お化け屋敷づくり

大掛かりな工作遊びで準備は大変ですが、子どもたちには大好評の遊びです。柱や大枠を作るのは難しいので、大人が骨組みを作り、子どもが装飾するといいでしょう。

お化け屋敷以外にも、秘密基地やお菓子のおうち風にしてもいいですね。子どもの発想を大切にしながら夢のある小屋づくりを楽しみましょう。

保育園や幼稚園ではお楽しみイベントのひとつとして、家庭では長期休みの特別な遊びとしてもおすすめです。

お店屋さんごっこ

廃材や画用紙・シール・毛糸などを使ってお惣菜を作れば、商品の出来上がり!たくさんの食べ物を作り、お店をオープンさせましょう。

お店の看板や店員さんのエプロン、レジやお財布まで作ればさらに本格的なお店屋さんごっこが楽しめますよ。

クッキーはコイン2枚、プリンはコイン3枚で購入できるなどのルールを設ければ、遊びを通して算数にも繋げられます。

5歳向け|外遊び2選

天気のいい日には外でも思い切り遊びたいですよね。5歳児が楽しめる外遊びを2個紹介します。

なわとび

5歳児になれば、なわとびにもチャレンジできます。なわとびは経験に左右される部分が大きい遊びなので、遊び方をていねいに伝えれば成功体験を積み重ねられますよ。

自分で繰り返し挑戦することで達成感が得られるので、諦めずに頑張る力も培われます。

また、なわとびには技の種類がたくさんあります。跳べる回数にこだわらなくても、さまざまな跳び方に挑戦する楽しみ方もできますよ。

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アスレチックコースづくり

外遊び用の板・お風呂マット・ビールケース・お風呂イス・レジャーシートなどを用意し、子どもが好きなように組み合わせてアスレチックコースを作ります。

ビールケースを重ねて階段を作ったり、板を橋に見立てたり、発想次第でさまざまなコースを作る子どもたち。自分で考える力を伸ばすにはぴったりの遊びです。

1人で運ぶには重いものも多いので、必然的に友だちと協力する場面も出てくるでしょう。

もちろん大人がすぐ近くで見守り、必要に応じて適切にアドバイスしながら安全に行うことが前提です。

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できることが増える5歳児は、遊び方もダイナミック!遊びからは多くの経験が得られ、生きる力まで伸ばせます。

安全に配慮しながら、さまざまな遊びを思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。

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執筆者

ライター・保育士 Akari

0・1歳の子どもたちと笑い合い、3・4・5歳の子どもたちと語り合ってきた保育士経験を持つWebライター。おやこ生活に役立つ記事を発信していきたいと思います。コスメライターの資格取得を機に執筆を始めたので、美容Webサイトを中心に執筆中。

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