哺乳瓶の取り扱い＜煮沸から免疫までのガイド＞

必要な準備と消毒手順

哺乳瓶の煮沸消毒は、赤ちゃんの健康を守る上で非常に大切な作業です。

まず、哺乳瓶とそのパーツを口に入れても安心な専用洗剤で丁寧に洗浄します。

その後、大きな鍋に哺乳瓶を入れ、細部まで水に沈めた状態で煮沸します。

こうすることで、細菌の繁殖を防ぐことができます。

鍋に哺乳瓶を入れる際は、空気が抜けるように気をつけ、全てのパーツが均等に熱を受けられるよう配置しましょう。

煮沸消毒に最適な時間は、水が沸騰してから約5分間です。

ただし、哺乳瓶の素材によっては異なる場合があり、一般的に哺乳瓶本体より乳首の方が熱に弱いため、3分程度で取り出す場合もあります。

煮沸する際には火傷に注意し、温まった哺乳瓶を安全に取り出すために専用のトングを用意しましょう。

哺乳瓶の煮沸消毒が必要な期間については、一概に言うことはできません。

一般的に、赤ちゃんがミルクを卒業するまで続けることが推奨されますが、赤ちゃんが他のものを口にするようになったり、自己の免疫力が高まるにつれて、必要性は変わってきます。

特に温かく湿度の高い時期は細菌が繁殖しやすいため、煮沸消毒を継続することが望ましいです。

哺乳瓶の煮沸消毒は、赤ちゃんを細菌から保護するための重要なステップですが、赤ちゃんの成長と共にその必要性は変わってきます。

適切な消毒を行いつつ、赤ちゃんの発達段階に合わせた対応をとることが大切です。

乳幼児の健康と安全を守るために、日々のケアに愛情を込めて取り組んでいきましょう。

（おやこのへや編集部）