小学校教諭のオススメふでばこ、えんぴつ【新1年生入学準備】

小学校教諭のオススメふでばこ、えんぴつ【新1年生入学準備】
かわいい年長さんも、4月になれば小学1年生。年明けから3月末はあっという間です。 1月末か2月になると、どこの小学校でも入学説明会が開かれ、入学前の準備や持ち物の説明があります。学用品を買える日でもありますね。 1年生といえばふでばこやえんぴつ。どんなものがいいのでしょうか?各学校で説明がありますので、説明を聞いてから準備をしてください。学校側がすすめる理由もあわせてお伝えします。
目次

ふでばこは、箱型で両面開きのものを

ふたを開けると鉛筆が差し込めるようになっているタイプのものがおすすめです。そこに鉛筆がちゃんと入っているかどうか、毎時間確認してふたをしめます。 小学校に入ったばかりの子どもは、保育園や幼稚園のときに比べ自分で管理する持ち物が一気に増えます。机の上はノートに教科書、ふでばこにしたじき。ノートを開けたら鉛筆が落ちた!机の下をのぞきこんだら教科書も落ちてきた。「せんせい!えんぴつない!」授業はストップ!日常茶飯事です。 袋タイプのふでばこや缶タイプのふでばこでは1年生の子どもは鉛筆が何本入っていたのかわからなくなり、自分で管理ができません。差し込みタイプならすべてはまっていればOKとわかりやすいです。 1年生はまず自分で管理することに慣れることが大切です。

鉛筆は2Bを用意します

HBの鉛筆ではなく、2Bを用意するようどこの学校でも言われると思います。筆圧の安定しない6歳~7歳の子どもたちにはHBは硬すぎます。Bでもまだ細い線、太い線になりうまく書けない子どもが多いです。間違えたときに消すのもHBやBでは大変です。 やわらかい2Bで書くことに慣れていきます。 なぜ2Bか?書きやすいからです。

鉛筆は三角形をおすすめします

学校で指定の鉛筆がなければ、三角形の形の鉛筆をおすすめします。 親指、人差指、中指の指先をくっつけてみてください。自然に三角形の隙間ができています。ここに鉛筆がはまるイメージです。三角形がなければ六角形がおすすめです。 丸い鉛筆もありますが、指はすべるし机の上から転がり落ちるし、オススメしません。

すべてに必ず名前「ひらがな」で書いてください

同じような鉛筆を多くの子どもが使っています。鉛筆を落としても気が付かない子どももいます。そんなとき名前が書いてあると手元に戻ってきます。漢字で名前が書いてあり自分で読めなかった1年生がいました。必ずひらがなで書いてください。 「うちの子は自分の名前は漢字でも読めます。」という保護者の方もいますが、他の子は読めません。「えんぴつ拾ったけど、これだれ?よめない。」これも1年生の教室あるあるです。必ず!ひらがなで書いてくださいね。

自分で使えることが大切

保育園や幼稚園では共同で使っていた文房具、小学校では自分のものを使いますが、それと同時に自分のものは自分ですべて片付けなければなりません。鉛筆もふでばこも、もちろん消しゴムも。自分で使えて自分で片付けられることが必要になってきます。 最初は可愛さより実用優先で考えてください。

元保育士・幼稚園教諭・小学校教諭のモリハナせんせいです。0歳から12歳を担任してきました。たくさんの子どもから、たくさんのことを学びました。みなさんの子育てのお手伝いができれば嬉しいです。

ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)

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執筆者

保育士資格 幼稚園教諭2種 小学校教諭1種2種 モリハナせんせい

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