縄跳びを始める前に、基本的なジャンプの動作をリズムに乗って覚えることが大切です。
床に置いた縄をニョロニョロ動かして跳び越す「ヘビさん」遊びや、床に描いた丸を両足でジャンプする遊びを通して、両足で跳ぶ感覚を体感させましょう。
縄跳びは真上に跳ぶことが必要ですが、もし真上に跳べない場合は、保護者の方が背後から子どもの肩を軽く押し上げてみてください。 その手を押し返すように跳んでもらうと、上へ跳ぶ感覚をつかみやすくなります。
ジャンプの感覚をつかんだら、いよいよ縄を回す練習に進みます。 このとき、腕全体ではなく「手首」を使って回すことを意識させましょう。
まずは縄跳びを半分に折って片手に持ち、手拍子や歌に合わせて同じリズムで回す練習をします。 脇を締めて手首で回すよう声をかけてください。
次に、片手で縄を回しながら、縄が地面に着いた瞬間にジャンプをする練習を取り入れます。 この動きは、実際の縄跳びで「手が下にきたときにジャンプする」という、最も重要なタイミングをつかむことにつながります。
いよいよ前跳びへのチャレンジです。縄を両足で踏んでグリップを持ち、脇を締めたときにひじが90度になる長さに調節しましょう。 グリップは親指を添えるようにして持つと回しやすいです。
練習をサポートする工夫として、縄の真ん中におもり(トイレットペーパーの芯など)を取り付けると効果的です。回す感覚が子どもに伝わりやすくなります。
また、長縄跳びのように親が縄を回してあげて、跳ぶタイミングを体感させる方法も有効です。
縄跳びの複雑な動作が難しいと感じる場合は、それぞれの動きを分解し、一つずつクリアしていく「スモールステップ」で練習しましょう。
今回紹介した方法を参考に、ぜひお子さまの「できた!」という達成感を増やしてあげてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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