運動の秋にぴったり!走る力を育てる“体の使い方と遊び”完全ガイド【保育士監修】

運動の秋にぴったり!走る力を育てる“体の使い方と遊び”完全ガイド【保育士監修】
秋といえば体を動かすのにぴったりの季節。園や公園でも、子どもたちが思いきり走り回る姿が見られますね。実は「走る力」はただ速く走るだけでなく、体の使い方やバランス感覚を養うことにもつながります。今回は、楽しみながら走る能力を伸ばす遊びを紹介します。ぜひ涼しくなってきたこの季節に、おやこで思い切り走って楽しんでみてくださいね。
目次

走るときの体の使い方

走る際には、体の使い方を意識することが重要です。

以下のポイントを参考にして、効果的に走る力を引き出しましょう。

前傾姿勢を意識する

走るときは、少し前傾姿勢を意識しましょう。 前傾姿勢にすると、体が自然に前に進みやすくなります。

後ろに体が反ってしまうと、走る速さは遅くなってしまうので注意が必要です。 スピードが落ちないように体の重心を高く保ち、前傾姿勢にすることで前に進む力を生みましょう。

腕の振りを活用する

足を速く動かすためには、腕の振りが大切です。

腕をしっかりと後ろに引くことで、自然に前へ進む力が生まれます。 腕振りは足の動きと連動し、全身のバランスを保つ役割も果たします。

効果的な腕の振りは、速く走るための鍵となります。

着地の仕方

かかとからドスンと着地すると、減速の原因になります。

そこで、軽やかに、つま先寄りで地面に触れるイメージを持つようにしましょう。 つま先での着地を心がけることで、スムーズな走りを実現し、より効率的に前へ進むことができます。

日頃から、足の力、腕の力、体幹の強化を意識した遊びを取り入れると、走る力がより身に付きます!

どんな遊びが走る力に繋がるのか、次に紹介しますね。

走る力になる遊び

つま先ジャンプ

両足を揃えて立ち、つま先でジャンプします。 軽く膝を曲げて着地し、この動作を繰り返します。

慣れてきたらフープを並べて、島から島へジャンプするゲームに挑戦しましょう!

島から落ちたら「ワニに食べられちゃう!」と、ゲーム性を取り入れることで、楽しくジャンプを続けることができますね。

縄跳び

縄跳びは、 脚力や持久力が向上するためおすすめです。 つま先で接地するジャンプを強化することもできるでしょう。

最初は両足で、慣れてきたら片足跳びや交差跳びに挑戦してみてくださいね。

しっぽ取り(鬼ごっこ)

タオルや布を腰につけて「しっぽ」として遊ぶ、鬼ごっこです。 スタート・ストップの切り替えが速くなり、瞬発力が育ちます。

ただ走るだけでなく「鬼ごっこしながらしゃがむ」「一定の場所でジャンプしてから走る」などルールを追加すると、持久力や集中力もアップするのでおすすめです。

障害物ラン

コーンやフープを置いて、ジグザグ走りやジャンプを取り入れたコースに。

バランス感覚や方向転換の力が育ちます。

最後に

子どもにとって「走ること」は、心と体を育てる基本の動き。 楽しみながら走る遊びを取り入れることで、体力だけでなく、ルールを守る力や友達との関わりも育まれます。

この秋は、おやこで「走るって楽しい!」を体験してみませんか。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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