室内遊びにもぴったりな紙飛行機で遊ぼう！おやこで楽しむ方法やメリットを解説

紙飛行機のメリット

紙飛行機には、子どもたちにとって多くのメリットがあります。 まず、創造力を育むことが挙げられます。自分でデザインしたり、色を塗ったりすることで、子どもたちは自分のアイデアを形にする楽しさを体験できます。 また、紙飛行機を作る過程では、手先の器用さや集中力が養われます。きれいに折るとよく飛ぶよ、と声かけをしてあげれば、子どもも気をつけて折り進めるでしょう。

そして、飛ばした紙飛行機を繰り返し取りに行くことで、十分な運動量が得られます。運動不足になる時期にぴったりです。

成長と発達への影響

紙飛行機遊びは、子どもの成長にポジティブな影響を与えます。例えば、紙飛行機を飛ばす動きは、ボールを投げるための体の使い方を学ぶのに役立ちます。成長期の子どもたちに、ぜひ遊んでほしい遊びの1つです。

紙飛行機は力任せにしても飛びません。体全体をひねりながら、肘や手首をうまく使って投げると遠くに飛びます。

さらに、紙飛行機は素材や折り方によっても様々な飛び方の違いがあります。まっすぐ飛ぶ紙飛行機、弧を描くように飛ぶ紙飛行機など、バリエーションが多いのも魅力です。

「ここまで飛んだね」「今度は長く飛んでいた方が勝ちね」など、距離のみならず、滞空時間を楽しめるように声をかけてみましょう。紙飛行機の楽しみのバリエーションを気づかせることで、集中力が持続できます。

紙飛行機の基本的な作り方

紙飛行機にはさまざまな種類がありますが、ここではシンプルでよく飛ぶ基本的な紙飛行機の作り方をご紹介します。

材料

• A4サイズの紙（コピー用紙や画用紙など）

作り方

1.  紙を縦半分に折り、中心線となる折り目をつけて開きます。
2.  上端の両角を中心線に向かって三角形に折ります。
3.  さらに上端の両角を中心線に向かって折り、細長い三角形にします。
4.  この三角形を下に折り返し、再び上端の両角を中心線に向かって折ります。
5.  そのまま紙を縦に折り、先端をしっかり折り目に沿って閉じます。
6.  翼部分を左右それぞれ外側に折り、紙飛行機の形が整ったら完成です。

完成したら、自分の紙飛行機の飛行チェックをしてみましょう。翼の角度などを調節し、飛び方の変化をみたり、さまざまな紙飛行機を作って飛び方の違いを楽んでみたりするのもおススメです。

おやこでできる！的あてゲーム

ただ飛ばすだけでなく、的あてゲームとして遊ぶことで、親子での紙飛行機遊びがさらに楽しくなります。以下の方法で的あてゲームに挑戦してみましょう！

用意するもの

・紙飛行機
・段ボール箱や紙袋、または紙コップなど
・色付きの紙やペンで作った数字

遊び方

1.  的を設置：段ボール箱や紙袋に色紙や数字を貼って「的」を作ります。

2.  ルール設定：飛ばす場所を決めて、的に当ててみましょう。おやこで順番に飛ばし、得点を競い合いましょう。

3.  飛ばし方の工夫：力加減や飛ばす角度によって、紙飛行機がどのように飛ぶかを考えるのも、楽しみのひとつです。

この的あてゲームで、狙いを定める集中力を発揮することができます。また、紙飛行機をうまく飛ばそうと、力の加減の調節や体の動きを試すでしょう。お子さんの、運動能力への良いアプローチにもなります。

まとめ

紙飛行機は、簡単に作れてすぐに遊べます。さらに遊び方を工夫すると、子どもの成長に良い影響を与えてくれます。

創造力や手先の器用さ、運動能力を育むだけでなく、おやこのコミュニケーションを深める機会にもなるでしょう。

寒くなってきた時期に、お子さんが外に出たがらなかったら、紙飛行機遊びを楽しんでみてください。おやこで一緒に遊ぶことで、心も体も温まることができますよ。

ライター / 監修：オオイシ（幼稚園教諭二種、保育士、チャイルドカウンセラー）