子どもの食の悩みで圧倒的なのは「野菜をなかなか食べない」こと。
野菜は洗って皮をむいて…と下ごしらえに手間がかかる食材でもあり、食べてくれないとがっかりしてしまいますよね。
そこで手間をかけずに、子どもの野菜を食べる意欲をかきたてるようなアイテムを、大人気の「業務スーパー」見つけてきました!!
常備できるものも多いので、なんか栄養バランスが悪い‥!なんてときにも役立ちますよ。
まずは、くせが少なく、子どもも比較的食べやすい「ズッキーニ」の冷凍版。 ▲スライスズッキーニ 500グラム入り 税込138円
スライスされたズッキーニは軽くボイルされているそうなので、解凍すればすぐにでも食べられますが、今回はこれをトースターでチーズ焼きにしました。
アルミホイルに並べて、パルメザンチーズと塩を少々ふりかけ、トースターへ。こんがりするまで7~8分焼きました。お弁当にもぴったりですね!
解凍して水けを絞ってから、ごま油、鶏ガラスープの素で味付けすれば、子どもに人気のナムルにも。スープやパスタなどにも使い勝手が良いアイテムです。
なすも、淡白な味わいで子どもが食べやすい野菜として人気ですよね。
▲揚げなす乱切り 500グラム入り 税込165円
食べやすい大きさにカットしたなすを素揚げした商品で、業務スーパーでは度々メディアにも取り上げられてる人気商品なんです!!
子どもむけにはちょっと油っぽさが気になったので、熱湯をかけて油抜きをして、めんつゆでさっと煮て煮浸しにしました。しっかりめんつゆが染み込んでおいしい。やわらかいので子どもも食べやすいですよ。
続いては、温めればそのまま食べられるこちらの商品。
▲たっぷりチヂミ 130グラム×3枚 税込298円
冷凍お好み焼きみたいに丸く焼かれたチヂミが3枚入ってます。温める方法はレンジでもフライパンでもOK。
今回は、カリッとした食感を楽しみたいのでフライパンで焼いてみました。焼いていると油が出てくるので油を使って焼かなくてもOKでしたよ。
使われている野菜は玉ねぎ、にんじん、にら、長ねぎ、エリンギとその名の通り、たっぷり5種。カリッとした食感がたまりません。薄めに味付けされていますが、付属のタレなどはついていませんので、大人は酢醤油で、子どもはしょうゆや塩を少しつけてもいいかもしれません。
夜ごはんはもちろん、朝ごはんやお弁当、またはおやつなどいろんなシーンにも登場させられそうです。あると何かと心強いアイテムですね!
汁物だと野菜をたっぷり摂れますよね。でも冷蔵庫に野菜ってとにかく刻むのが面倒・・そんなときにおすすめなのがこちら。
▲ふえる4種のお野菜 40グラム 税込97円
乾燥したキャベツ、にんじん、コーン、ねぎ、わかめが入っています。
お味噌汁に乾燥したまま入れるだけで野菜たっぷり味噌汁が完成。コンソメ、中華といろんな味付けにすれば飽きずに味わえますよね。
ちょっと野菜が足りないな‥というときに一振りでOKの優秀アイテムといえそうです。
やわらかく煮た野菜の煮物は、実は子どもに人気のメニュー。でも、時間がかかることもあり、なかなか食卓に登場させられないですよね。でもこれを使えば、時短が叶うんです!
▲冷凍大根 500グラム入り 税込108円
厚めの輪切りに切った大根。湯通しされてから冷凍になっています。じつは冷凍の大根を煮物に使うと、短時間で中まで味が染み込むんですよ。その理由は、冷凍することで細胞の壁がこわれるため。これは、まさにその理に適った食材なんです。
今回は同じく業務スーパーで買ってきた肉団子を一緒に煮てみました。
▲肉団子 500グラム入り 税込160円
今日は白だしをベースの和食にしましたが、大根はしょうゆとみりんの甘辛味はもちろん、意外とトマト缶の味付けもおいしいのでおすすめ。
20分煮てあとは粗熱がとれるまで放置しておきました。しっかり中まで味が染み込んでました。薄味に仕上げてスープのように汁まで飲めるようにしても良さそうですね。
食物繊維たっぷりの根菜。子どもにはどんどん食べてほしいですよね。そんなときにはこちら。
▲ごぼう唐揚げ 500グラム入り 税込368円
衣がついたごぼうのスティック。調理法はオーブントースターで焼くか、油で揚げるか。今回は、揚げたほうがおいしそうなのでフライパンで揚げ焼きにしました。
ごぼうのかおりも食感もいい感じ。うちの子には噛みにくそう…という場合は揚げたあと小さくカットしてあげて。
メインおかずにもなる水餃子。冷凍庫に常備しておくと時間がない日の夕飯に重宝します。
▲三鮮水餃子 500グラム入り 税込328円
凍ったままスープに入れて5分で完成する水餃子。もちもちの皮の中には、豚肉、えび、野菜が包まれてます。
冷蔵庫にある野菜をスープで煮て最後に水餃子を入れて5分煮れば、野菜もしっかり摂れる立派なメインが完成。
水餃子自体にも味がしっかりついてるので、スープの味つけは控えめでも大丈夫そうです。豚肉のジューシーさと海老のうまみと食感で野菜もしっかりたべられますよ。野菜が食べられなくてもスープを飲めば、溶け出したビタミンを摂取することができるのもうれしい限り!
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いかがでしたか?
3歳〜5歳児が1日に必要な野菜の目標摂取量は、緑黄色野菜で90g。淡色野菜で110gです。上手に冷凍野菜や市販品も取り入れながら目標摂取量を目指してみましょう。
※商品の価格はすべて税抜き価格(2021年5月現在のもの)
管理栄養士・料理研究家 尾花 友理
給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。
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