運動が得意な子に育つヒントとは？ 遊びから始める運動神経の育て方

体を動かす喜び

「運動神経がいいね」と言われる子どもたちは、生まれつきの才能というより、さまざまな動きや経験を重ねる中で、運動に必要な力を身につけているのです。

大切なのは、幼児期に多くの運動体験をさせてあげること。 遊びを通して体を動かすことの楽しさを知ることで、自然と運動の土台となる力が育まれていきます。

イメージ力を育てる

スポーツで活躍する子どもたちは、動きを頭の中でイメージするのが得意です。 プレーの前に動きの流れを思い描く力は、スムーズで正確な動作につながります。

この「イメージ力」は、運動の上達にも大きく関わってきます。 運動が苦手な子にも、動きを想像しやすいような声かけや説明をしてあげることで、少しずつコツをつかめるようになるかもしれません。

空間認知能力の強化

さらに、スポーツで優れたパフォーマンスを発揮する子どもたちは、空間認知能力が高い傾向にあります。

空間認知能力とは、周囲の空間や物体の位置、形を正確に認識する力のことで、これがスポーツにおける動作の正確さに直結します。

日頃からの様々な活動を通じて、この空間認知能力を養うことができれば、スポーツの上達につながることでしょう。

おわりに

子どもの運動能力を育てるには、「運動＝練習」と構えるのではなく、まずは思いきり遊ぶことが大切です。

遊びの中でさまざまな動きを経験し「体を動かすって楽しい！」という気持ちを持てるようになれば、自然と運動が好きになり、得意になっていきます。

おやこで一緒に体を動かしながら、毎日の暮らしに楽しい運動の時間を取り入れていきましょう。

（おやこのへや編集部）