速い子の秘密はここにあった!かけっこが得意な子に共通する特徴

速い子の秘密はここにあった!かけっこが得意な子に共通する特徴
運動会などで注目を集める足の速い子どもたち。 生まれ持った才能だけでなく、走り方や普段の生活習慣に共通する特徴があることをご存知でしょうか。 ここでは、かけっこが得意な子に共通して見られる、身体の使い方や姿勢のポイント、そして生活環境に関する要素を紹介します。
目次

走りのフォームに見られる速さの秘密

足が速い子どもは、スタートダッシュの際に上半身を大きく前に傾け、低い姿勢で走り出す傾向にあるようです。 これは、陸上競技のクラウチングスタートと同様に、前に倒れてしまいそうなほど体重を前足にかけている状態に近いと考えられます。

さらに、この前屈姿勢をスタート後も長く保ちながら走れることが速い子の重要な共通点の1つだとされています。

無駄のない効率的な動き

速く走るためには、足を後ろに大きく蹴り上げるのではなく、効率的な動きが求められます。 足が速い子どもは、地面を踏み込んだ足をすぐに引き上げ、まるで空き缶を潰すような動作で走っているイメージだといわれています。

これにより、足の回転数(ピッチ)を速くすることが可能になるようです。 身体の左右の揺れや過度な蹴り上げといった無駄な動きがないことが、速さと歩幅の向上につながると考えられます。

体幹の強さと環境の影響

足が速い子どもは走るときに頭から腰まで一本の棒が通っているようにまっすぐな姿勢で、頭の位置が上下に揺れません。 上半身が安定することで地面への力が効率よく伝わり、速く走れる理由の一つと考えられます。

また、腕を後ろに大きく振ることもポイントです。 腕の動きが足の動きと連動することでバランスが保たれ、上半身の安定につながります。

おわりに

「前屈姿勢を保つ時間が長い」「動きに無駄がない」「上半身が安定している」「きょうだいとよく遊ぶ」といった特徴が足が速い子の共通点だと考えられます。 足が速いことは、リレー選手に選ばれるなど子どもの自信につながるだけでなく、さまざまなスポーツの基礎となる体幹の強さを身につけている証でもあります。

これらのポイントを参考にして、お子さんの運動能力を伸ばすヒントを見つけてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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