クイズ形式でお届けしている、家の中、学校、街でよく見かけるけど「意外と知らないモノの名前」シリーズ。 第1弾では「スーパーの刺身や生肉の下に敷いてある"白いシート"」の意外な名前と、ママ・パパが思わず「へぇ~!」と唸ってしまうマメ知識をお届けしました!
第2弾は、邪魔者扱いされがちな卵の“白いアレ”です。

【ここでヒント!】カタカナ表記ですが、漢字では「殻鎖」や「殻座」と書かれることがあります。
正解は…
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「カラザ」でした!
「カラザ」の語源はラテン語で「あられ」を意味する「chalaza」や、ギリシア語で「塊」を意味する「khalaza」からきているといわれています。日本語表記はその語音をそのままカタカナ表記にしたもので、漢字は当て字になるのだそう!
「カラザ」は卵黄を包んでいる薄い外膜「カラザ層」と卵白を繋ぐ役割をしていて、ハンモックのように卵を中央に固定し、衝撃から守るという大切な役割を担っています。
見た目がなんとなくイヤ…舌触りが悪くなる、という理由からカラザを取り除く人もいますが、実はとっても栄養があるのをご存じですか?
最強の健康効果を持つシアル酸を始め、カルシウムやリン、鉄などミネラルのほか、カロチンやビタミンB1・B2などたっぷりの栄養素から形成されています。なので、大きめのカラザが入っていたらラッキー!捨てずに、卵黄や卵白と一緒に食べちゃいましょう。
シアル酸は、高級食材のツバメの巣から摂れることでも有名な糖の一種。
免疫力を高める効果が期待されているほか、美肌効果があるともいわれているので、美肌を目指したいママ・パパはぜひ「カラザ」も一緒に食べるのがおすすめです!

「たまご」という漢字には「卵」と「玉子」のふたつの表記がありますよね。何気なく使っている人も多いと思いますが実は「卵」は孵化して育つ生き物のたまご、「玉子」は食用のたまご(鶏卵)を表しています。
食材としての「たまご」に限ると、生の場合は「卵」、調理されたものは「玉子」と表記するのが一般的ですが、明確な基準がないため「卵焼き」や「ゆで卵」と書かれていることもあります。
どちらも間違いではないので、迷った時のひとつの判断基準としてみてください。
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一見不要に思える「カラザ」にも、意外な役割があることがわかりましたね。また、あの高級食材“ツバメの巣”から摂れる栄養素が含まれているとは、驚きですよね。「何となくいやだな」と棄ててしまっている食材にはどんな役割があるのか、調べてみるのも面白そう!新たな発見をおやこで共有してみてください♪
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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