スポーツで伸びる子に!やる気を引き出す親のサポート術

スポーツで伸びる子に!やる気を引き出す親のサポート術
「せっかく習い事をするなら、子どもにやる気を持って取り組んでほしい」と願う保護者の方は多いでしょう。 スポーツを楽しく継続し、子どものやる気を引き出すには、親が「指導者」ではなく「サポーター」に徹することが大切です。 具体的なサポート方法を紹介します。
目次

集中できる環境と愛着を育む道具選び

道具やスポーツウェアを選ぶ際、親が全て決めるのではなく、子ども自身に選ばせる機会を与えましょう。 サイズや機能性はもちろん大切ですが、子どもの好みを尊重して一緒に選ぶことで、道具への愛着がわきます。

これは、ものを大切に扱う姿勢を育むとともに、本人のやる気やモチベーションの維持にもつながります。

また、親は練習場所や遠征先への移動手段、道具の購入など、子ども自身では確保が難しい部分のサポートに徹しましょう。 親のこうした献身的な姿は、子どもに「もっと活躍したい」という自発的な意欲を抱かせるきっかけになります。

子どもの思考を促す「問いかけ」を持つ

サポートの際は、親が子どものパーソナルトレーナーのようにならないことが大切です。 過度な口出しを控え、子どもから質問を受けたときに助言する程度に留めておくのが賢明です。

上達をサポートしたいときは、自分のプレーを振り返って「どうすれば改善できるか」を子ども自身で考えられるような質問や話題を意識しましょう。 「今日はどんなところが良かった?」「次に挑戦したいことは何?」など、前向きな言葉で問いかけることが、子どもの自立した思考を助けます。

結果よりも「努力の過程」を称える

試合の結果だけでなく、それまでの努力した過程や工夫を具体的に褒め称えることで、子どもの気持ちを前向きに切り替え、次の目標に向けたやる気を引き出すことができます。

一方で「どうして練習通りできなかったの?」といったやる気を削ぐ発言や、他の子どもと比較する言葉は、スポーツそのものを嫌いになってしまう原因になるため、避けましょう。 あくまで本人の歩みに注目した声かけを意識しましょう。

おわりに

スポーツは技術だけでなく努力の大切さや人間関係のあり方など、多くのことを学べる場です。 お子さまが楽しく継続できることを第一に考え、温かい気持ちでサポートを続けてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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