じつは字を書く練習よりも大切!入学してからひらがなカタカナ漢字が得意になるためにやっておくとよいこと

じつは字を書く練習よりも大切!入学してからひらがなカタカナ漢字が得意になるためにやっておくとよいこと
元小学校教員の、かなです。 年長さんの保護者の方は、入学までにひらがなを全て書けるようにならなくてはと思っていませんか? 小学校入学したときには字が書けなかった子も、半年たてば書けていた子を追いこすことがよくあります。 今回は、楽しみながら文字が得意になるための力をつける方法を紹介します。
目次

消しゴムできれいに消す練習をしておく

小学校に入ると、誰でも先生に字を直されます。 読める字を書いていても、字形をととのえるために赤ペンで直されるのです。 消して書き直さないといけないのですが、字が消えていないのに上から字を重ねて書く子がいます。 これではやり直しのやり直しになって、勉強がいやになりそうですね。 おうちの方が書いた字や線を消すあそびを取り入れてみてください。 入学してからの負担が少し減りますよ。 「きれいに消せた!」と感じられるように、軽い力ですぐに消える白い消しゴムを選んであげてくださいね。

おわりに

ひらがなが書けるからと、ポイントを授業中にほとんど聞いていなかったり、頑張っている子のじゃまになるような発言をしたりする子もいます。 小学校の教室では、最初から字が書ける子ではなく、すなおに聞ける子が一番伸びて得をしていますよ。

※学校や学習に不安があり、入学前に字を練習したほうがよいという場合もあります。 ※読むことに関しては、早くて損をすることはありません。絵本やかるたなどで覚えることをおすすめします。

(かなせんせい)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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執筆者

・小学校教諭専修免許状/幼稚園・中学校(理科)・高等学校(理科)教諭第一種免許状/図書館司書教諭免許状資格 かなせんせい

小学校に15年勤務し、教員として子どもや親御さんとかかわってきました。教え方や自分の子育ての経験を保護者に伝えたときに喜んでもらえた経験から、退職してからもライターとして活動しています。

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