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家や園・学校で子どもが描く絵、工作の作品はあっという間に増えていきますね。
子どもの成長が感じられる大切なものではありますが、そのままにしておけば部屋のあちこちが作品だらけになり、おもちゃと混ざって遊びにくくなったり、勉強スペースの邪魔になってしまうことも…。
なにより、作品そのものの扱いが雑になってしまうのは悲しいことですよね。
しかしいざ片付けようと思っても、思い入れがあり子どもが手放さなかったり、大きくて保管が難しいものもあったりと、なかなか思うようにいかないものです。
また、子どもは手放していいよといっても、親の方が手放せないなんてこともあるのではないでしょうか。
まずは子どもの作品を活かし、大切なものをきちんと残しつつどう手放していくか、見直していきましょう。
作った作品は、遊べるものは遊ぶのが一番。飾れるものは飾るのが一番です。
親が飾ってくれることは子どもにとって、とてもうれしいこと。 絵など平面のものはマスキングテープでおしゃれに貼ったり、額に入れたりしてアート作品にしてしまいましょう。それだけで素敵な空間になりますよ。
季節の作品は玄関に飾るのもいいですね。
ここで大事なのは、部屋中に飾らないで必ず場所を1か所に決めることです。 部屋のあちこちにあると散らかって雑多な印象になりますし、飾るのも片付けるのも大変です。
▲作品コーナーを作ってときどき入れ替えるのも楽しい
また、次の作品が来たら入れ替えるなど、“ルール”も決めましょう。作品がどんどんたまってしまうことを防げますし、飾っているものにほこりがかぶってしまうのも防ぐことができます。デパートのディスプレイのように季節ごとやイベントごとに変えると楽しいのではないでしょうか。
きょうだいで一か所に並べるのか、きょうだいごとに飾る場所を決めるのか…子どもの希望もあるでしょうから、迷ったときは勝手に決めず家族会議で決めるとよいでしょう。
▲複数の絵を1枚の作品のようにして飾っても!
工作が大好きで飾りきれない場合は、子どもの作りたい!という気持ちを最大限に利用し、1回作った作品を別の作品に作り替えたり、祖父母へのプレゼントにアレンジしたりしてもいいかもしれませんね。
作品を保管できるスペースはどのくらいありますか?
どのような作品がどれだけ増えるかはわからないので、収納のために確保できるスペースから、取っておく量を決めるとよいでしょう。
立体の作品も保管するなら、絵などの平面のものと分けず一緒に大きめのボックスを用意し保存するとよいでしょう。取っておく場所は何か所かに分けず、1か所1ボックスにするのが、片づけやすくておすすめです。
一生懸命作った作品は全部取っておきたいものですが、かさばるものはスペースを確保するのが難しいですよね。
既にやっている方も多いかもしれませんが、おすすめは写真に残して保管するという方法です。
作品だけを撮るのもよいですが、飾っているところを撮る、子どもが作品を持っているところを撮るのもよいですね。 最近は、動画で撮る人も増えているようです。
ポイントは写真でも動画でも、その作品のタイトルや日付を一緒に載せておくということ!見返したときに写真集のようになり記憶も蘇ります。 どんなところを頑張ったのかなども書いて一緒に撮るとより楽しそうですね。
見返さないのであれば撮る必要もなくなってしまうので(手放すのを納得するために撮るという意味もありますが…)ぜひときどき親子で見返して、子どもの成長を楽しんでください。
立体の作品は写真を撮って手放すというのであれば、用意する収納ボックスは薄型のものでよいでしょう。 A2くらいまでのものであれば「作品収納ボックス」として売っています。
作品の収納方法に決まりはないので、どんな形や大きさで保管しておいてもよいのですが、大きいと収納スペースが限られてしまいますし、最終的にいつかは子どもに渡すことを考えるとコンパクトに保管していた方が都合がよいでしょう。
「最終的にその作品をどうするのか」を考えながら残すものを決め、それに合った保管方法を選ぶととよいのではないでしょうか。
四つ切りの画用紙が折らずに入り、A2サイズのポスターも入る段ボール製の収納ボックス。ベッドやソファの下などの隙間に収まる薄型サイズが便利。日付や内容物を書くことができます。
メモリアルボックス(4個セット)
価格:3600円(税込)
子どもの成長と共に思い出は増えていきます。その都度思い出ボックスを見直し中身は更新していきましょう。
ちなみにわが家では、飾る棚の下に一時的に入れておくボックスを設置。学校から持って帰って来た作品でとっておきたいものや飾りたいものはとりあえずそのボックスにポイポイ入れていきます。
▲ふたのないかごやボックスはポイポイ投げ込めるので、とりあえずの一時置き場におすすめ!
ボックスがいっぱいになったときと、学期が終わってその学期の作品を持ち帰ったときに中身をすべて出し、「思い出として取っておくもの」「飾るもの」「写真に撮って手放すもの」を息子自身に決めてもらっています。
思い出として取っておきたいものは別のボックスに移し、家族共有の思い出置き場に移動させます(わが家は子ども部屋がないため)。
息子が「いらない」といっても私がとっておきたいものは、私の思い出ボックスにいれています。
▲わが家の家族の思い出置き場 ▲取っておきたい大切な思い出がここに。左が息子、右が私の思い出ボックス
このルールが長続きする秘訣は、日々はボックスに投げ込むだけ、とざっくり収納なところです。
これなら小さな子でも持ち帰って自分で入れることができます。
子どもにとって、めんどくさくないのが一番!
簡単な収納方法とわが家のルールを決めて、快適な空間をキープしましょう。
作品は作る「過程」を楽しむことがその醍醐味です。
子どもに"場所には限りがあること"も説明しながら、作品を飾る場所や保管方法をどうするのか聞きながら決めてみてください。
モノの選択は判断力が養われます。
一つずつ子どもと考えるのは大変ですが、勝手に捨てたりせず、子どもの意見を聞きながらいろんな方法を試してみてください。
モノを厳選してこそ大切な作品が活きますし、快適な空間になりますよ。
整理収納アドバイザー 副島 千尋
大学卒業後、金融機関に勤務。退職後、整理収納アドバイザーの資格を取得し、「ととのYELL」を設立。個人宅の整理収納サービス、コラム執筆、各種セミナー講師として活動中。快適で無理のない「ちょうどいい暮らし」を提案している。おもちゃコンサルタントでもあり、子どもとの関わり方、お片付けにも力を入れている。
「ととのYELL」
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