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2021年の「夏至(げし)」は6月21日。1年でいちばん昼が長い日について子どものなぜ?を徹底解説

2021年の「夏至(げし)」は6月21日。1年でいちばん昼が長い日について子どものなぜ?を徹底解説
「夏至」は、1年でいちばん昼が長く夜が短い日。2021年は6月21日がそれにあたり、これを過ぎるとだんだん夏に近づいていきます。夏至は毎年変わるもの。そんな季節の変わり目についておやこで話してみませんか?
目次

来たる6月21日(月)は夏至(げし)。一年でもっとも昼が長く、夜が短い日となります。

最近ではキャンドルナイトのイベントが実施されることも。そんな夏至について、詳しく解説します。

「夏至(げし)」ってなあに?

「夏至」は、北半球において、日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日。夏至の日は天文学的に決まり、日本の場合は、毎年、6月21日か22日になります。

日照時間が一番長いことから、太陽のパワーが最も強くなる日とされ、日本のみならず、世界各地で夏至を祝う祭りが行われているそうです。

「夏」に「至」るという言葉の通り、この日を過ぎると本格的な夏のはじまり。日本ではまだ梅雨が残る時期ですが、夏が近づいていることを表します。

ちなみに、日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い日が12月の「冬至(とうじ)」になります。

「げし」ってなあに? 

一年でいちばんたいようが長くでる日だよ。太陽のパワーがつよくなるとかんがえて、お祭りをするところもあるんだって。「げし」をすぎると、あつい夏がやってくるよ。

南半球は1年で一番昼が短い日!?

「夏至」の日に昼がいちばん長くなるのは、日本のように、北半球にある国でのこと。実は南半球はその逆。1年でいちばん昼が短く、夜が長くなる日なのです。

これは、地軸の傾きにより、夏至の日には南半球が太陽から遠くなるから。

反対に、日本でいちばん昼が短くなる先述の「冬至」には、南半球では太陽が長く照らす日になります。同じ地球上でも季節は反対。南半球は、「夏至」を過ぎると、本格的な冬に向かうのです。

「げし」には昼がみじかくなる国もあるよ 

日本とはんたいの南半球の国では、太陽のでている時間がみじかくなるんだって。それに、日本とはんたいで、どんどんさむくなるんだよ。ふしぎだね。

短い夜に楽しむ「キャンドルナイトイベント」って?

「キャンドルナイト」は、2001年からはじまった世界的なスローライフムーブメント。世界共通の日「夏至・冬至」の夜8時から10時の2時間、照明を消し、キャンドルを灯して過ごすというものです。

「キャンドルナイト」に合わせたイベントなども世界中で多く催されますが、イベントに出かけなくても、個人個人で参加できるのがこの試みのいいところ。

部屋の電気を消して、キャンドルを囲めば、いつもと違う家族の表情が見えるはず。夏至の短い夜ならではの家族イベントとして楽しむのもいいですね。

長い昼と短い夜。それぞれの過ごし方で、家族の思い出を作りましょう。

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執筆者

エディター・ライター 田久晶子

出版社勤務を経て独立。「食」に関するテーマを中心に、生活情報全般を得意分野として雑誌、webなどで活動している。また、「食育」や「歳時記」など、子どもたちに伝えたい暮らしの工夫や知恵を紹介する記事も数多く執筆している

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