ラーメン用の器と言われて想像するのは、四角いうずまき柄で縁取られたどんぶりですよね。 そんな「ラーメンといえば」な模様には、思わず口にしてみたくなる超かっこいい名前があるのをご存じでしょうか?
クイズ形式でお届けしている「意外と知らないモノの名前」シリーズ。第6弾はラーメンのどんぶりの縁に描かれている、あのうずまき模様の名前について出題します。
【ここでヒント!】あのうずまきが表しているのはある自然現象。その現象を頭文字に入れた紋様ということで〇紋と呼ばれています。
正解は…
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「雷紋(らいもん)」でした!
「雷紋(らいもん)」と改めて口にしてみると、なんだか必殺技みたいでかっこいいですよね。
雷紋はその名の通り“雷”がモチーフになった模様です。古代中国では雷は雨を呼び、豊作をもたらす縁起が良い模様として土器や銅器にも施されていました。
また、うずまきが迷路に似ていることから魔物を迷わせる魔除けといった意味も込められているのだそう!ラーメンに悪いものが入るのを防いでくれているのかもしれませんね。
そんな雷紋が描かれたどんぶり、実は日本が発祥の地なんです!
浅草のかっぱ橋の陶器卸専門店がラーメン専用のどんぶりを作ったのをきっかけに、“いかにも中国らしい模様だから”という理由で広まったと言われています。
雷紋は世界で愛される伝統的な紋様のひとつで、ギリシアやローマの建築物、調度品にも施されているんですよ!
では、ラーメン繋がりでここからはちょっとしたマメ知識を。
ラーメンを湯切りする「取っ手のついたザル」の名前は何と言うのでしょうか?
正解は「てぼ」でした。
もともとは「鉄砲ザル」と言われる道具で、「てっぽうざる」が短くなって「てぼ」になったといわれています。
最後の「ぼ」がどこからきているのか謎…ですよね。
「鉄砲ザル」の由来はラーメンの麺の数え方から。1玉、2玉と数えることから、「玉(弾)を入れる」ザル=鉄砲ザルと名づけられたそうです。
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ラーメンどんぶりのうずまき模様「雷紋」。町中にある橋や西洋風の建造物の装飾としても見かけることが多い模様なので、ぜひおやこで探してみてくださいね。
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ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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