一輪車の上達法と親のサポート術！正しい選び方と練習のコツ

成長に合った一輪車の選び方

一輪車の上達には、身体にフィットしたサイズと重さの選択が最も重要です。タイヤの大きさ（インチ）でサイズが分類されており、日本一輪車協会によると、身長110〜140cm（幼稚園年長〜小学2年生）は16インチが目安とされているようです。

迷った場合は、安全性を考慮してやや小さめのサイズを選ぶのが無難です。サドルがおへその高さに来るかどうかも確認ポイントとなります。

練習場所は地面に凹凸が少なく、車が通行しないフラットな場所が最適です。初期の練習には、手すりや壁、フェンスなど、手で体を支えられるものがあると上達しやすいでしょう。

また、転倒は避けられないため、ヘルメットやプロテクターを必ず用意し、長袖・長ズボンで皮膚の擦り傷を防ぐのが安心です。

練習を始める前に、サドルがおへその高さになっているか、タイヤの空気が十分かを確認しておきましょう。

手すりにつかまって両足をペダルにセットし、真上に伸び上がるようなイメージで漕ぎ出すのがコツとされています。両足をペダルに乗せたまま一時停止する「半回転して停まる」練習を繰り返すと、バランス感覚が養われ上達に繋がるでしょう。

お子さんが練習を始めたら、親御さんは「補助者」としてサポートすることが大切です。子どもの手を肩の高さで優しく支え、背筋が伸びているか、視線が前を向いているかなどをチェックしてあげると良いでしょう。

一輪車はすぐに乗れる子もいれば、時間がかかる子もいます。焦らず温かい目で見守り、モチベーションを維持させるサポートが最も重要です。練習を通じておやこのスキンシップも深まるでしょう。

一輪車の上達には、適切な道具の選択と根気強い練習、そして親御さんの適切なサポートが欠かせません。おやこで協力して失敗を恐れずにチャレンジすることで、大きな達成感を共有できるはずです。

（おやこのへや編集部）